• 就職/転職
  • 2019.09.06

転職志望動機の書き方「理由がない・転職回数が多い」ケース別例文集

目次

転職する際の志望動機の基本的な書き方

転職最初に志望動機の基本的な書き方を解説します。過去の経歴やスキルなど履歴書には様々な情報を書き出すことができますが「志望動機を重視する企業は23.3%ある」というデータからも志望動機が重要な項目だということは明白です。

実際に志望動機を書く際の基本的な流れは以下になります。

  • 企業はどのような人材を欲しているのかを理解する
  • 上記のような人材だと伝えた上で、自分が企業で成し遂げたいビジョンを説明する
  • 実際にそのビジョンをどのように成し遂げていくかを、これまでの経歴やスキルなどで説明する

ここで重要なのは一方的に「想い」だけを伝え続けるのは控えましょう。例えば以下のような文章です。

「私は仕事を通じ、『人々の笑顔を絶やさない世界を作りたい』という目標を持っています。そのために貴社の企業理念にとても共感し、目標を実現できると確信しております。また、貴社のような成長企業に勤めることによって、私自身の成長にも繋がると考えております。様々な課題に取り組み、顧客に対して笑顔を届けられるよう、実現に向けて努力していきたいと考えております。」

企業からすると志望動機が「憧れ」と捉えられてしまう可能性がありますので、希望している企業の状態などに合わせた志望動機を考えられるようにしましょう。

ケース別 転職志望動機の例文集

転職志望動機続いて、転職時によく書きがちな志望動機のNG例を見ながら、正しい文章を書く際のポイントをケース別にご紹介します。実際にどのような文章がNGなのか確認してみましょう。

明確な志望動機がない場合

転職を考える時に明確な志望動機がない場合もあるでしょう。「とにかく今働いている会社が嫌だ」「なんとなくこの企業で働きたいと思った」などの理由だけで志望動機を書いてしまうと、説得力にかける文章になってしまいます。

「現在働いている会社では、自分が成し遂げようと思っている目標を達成できないと感じました。貴社では目標を達成できると考えております。」

このように会社のせいにした志望動機はマイナスな印象をもたれる可能性があります。この文章を正しい文章にする際には以下のポイントを踏まえると良いでしょう。

  • 目標に対して、どのような行動をして結果を出したのか
  • その結果に対し、希望している企業ではどのようなプロセスで目標を達成できると思ったのか

面接官にとってネガティブな印象を与えないためにも、ポジティブな理由から志望動機を書く必要があります。

転職回数が多い場合、持ち合わせているスキルや経験などは評価される一方で「会社に入ってもまたすぐに転職してしまうのではないか」と思われてしまう可能性があります。また、これまでのキャリアなどが統一されていない場合、しっかりビジョンなどと照らし合わせて考える必要があります。

「これまで経験してきた企業では一定の成果を出し新しいチャレンジをしてくるようにしてきました。これまで培ってきたスキルや経験を生かし、次のチャレンジをしてきたいと思います。」

このような文章だと「自分の成果を出したら次のチャレンジはうちではなく、また転職をしてしまうのか」と面接官に思われてしまうかもしれません。
しっかりと「これまでの経験と自分が思い描いている目標を紐づけたからこそ、この企業に入ろうと決心した」ということを意識するようにしましょう。

転職回数が多い場合

自分のキャリアやスキルを向上させる上では未経験の業種にチャレンジしたい時もあるでしょう。しかし、未経験の業種への転職の際には「意気込み」だけになってしまわないように注意することが必要です。
「私はこれまで営業職に4年間従事して参りました。しかし今後のキャリアなどを考えた時にマーケティング職への興味が出てきました。マーケティング職としてどのような仕事をしているのか、詳細に把握できておりませんが、営業職で培った粘り強さを武器に可能な限り努力し頑張りたいと思います。」
未経験の場合、どのように仕事を進めていくのかわからない場合もあるでしょう。そのような場合は志望動機を書くまえに以下の順番で思考を整理する必要があります。

  • なぜ志望している企業の業界に入りたいと思ったのか
  • なぜこの業種に興味を持ったのか
  • その業種をなぜこの企業で仕事したいと思ったのか

これらをしっかりと整理した上で志望動機に落とし込むことができれば、面接官が共感してくれる志望動機を書き出すことが可能です。

業種別 志望動機の例文集

志望動機文集最後に業種別に志望動機を書く際のポイントについて例文を踏まえてご紹介します。業種によっては気をつけなくてはいけないポイントなどが異なってくるため注意が必要です。

介護の業種に転職したい場合

現在介護の仕事は人手不足が深刻化しており、他の業種と比べて転職しやすい傾向にあります。人手不足が深刻化している原因としても「同業他社との採用競争が激化している」との理由もあり、より良い環境で仕事をするにはしっかりと「なぜ介護の仕事がしたいのか」をはっきりさせなければなりません。

「私は1年間、父の介護をしておりました。介護の仕事はうまく行かないことや辛いことも多々ありますが、私の介護を通して父の体調が回復し、気持ち良さそうに生活している姿をみて、もっと多くの人の介護の役に立ちたいと思いました。また、私が介護を通して大切にしたいのは、介護士と要介護者が共に良い雰囲気で過ごすことができる環境です。そのために催し事などにも積極的に力を入れている施設への転職を希望しています。」

上記の文章は以下のようなポイントで書かれています。

  • なぜ介護という業種を希望しているのか
  • 転職先を決める上でどのようなことを大切にしているのか

自分自身が介護の仕事を通して、どのようなことを実現していきたいのかを面接官に示すことによって説得力のある志望動機を書くことができます。

不動産の業種に転職したい場合

不動産の仕事は、企業によって対象となる顧客が異なります。また、様々な業種はありますが、多くの業種に「営業力」が関わってきます。よって、営業力があることをアピールしつつ、顧客の異なる各企業に合わせた志望動機を書くように意識しましょう。

「私はこれまで個人向けの営業職を5年ほど勤めてきました。具体的な業務としましてはアポイントメントから商談、契約回りまでを全て行っておりました。よって、個人の顧客との信頼関係を構築し、コミュニケーションを取っていくことには自信がございます。また、今回貴社に応募をしたきっかけとしては、投資用物件を数多く取り扱っていることが大きな理由です。近年シェアリングエコノミーなどの市場成長から大きなビジネスができると思っており、新しい事業にも積極的に取り組んでいる姿勢にも非常に共感しております。」

上記の文章は以下のようなポイントで書かれています。

  • 実際に営業の仕事を通して、どのようなことを意識してきたのか
  • 数多くある不動産の企業に対し、「大きな目的」と「企業の姿勢」などに触れている

不動産の志望動機を書き出す際には、顧客に対しどのような価値提供をすることができ、企業の中でどのようなことを行っていきたいのかをより明白に伝えることを意識しましょう。
 

まとめ

今回は、志望動機の基本的な書き方から業種別の志望動機例文までご紹介いたしました。転職をする上で重要視されやすい志望動機。自分の気持ちを面接官にしっかりと伝えるためにも、企業や業種によって書き出す際のポイントをしっかりと抑えなくてはなりません。
「転職したい」という自分の気持ちをしっかりと整理した上で、できるだけ前向きな決断をできるように意識してみましょう。志望動機の書き方に悩んでいて転職を希望されている方は、この記事を参考に書き方や志望動機を考えてみてはいかがでしょうか。

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