• 就職/転職
  • 2020.07.10

働きやすい職場とは?健康経営の実施で期待できる効果とは?!

目次

働きやすい職場ってどんな職場のこと?

職場の疑問働きやすい職場とは、どのような職場のことでしょうか?結論から申し上げますと、人それぞれ「働きやすい」の基準は異なります。ですから、ここでは一般的な働きやすい職場の基準を紹介します。
  • 充実した福利厚生がある
  • 公平に人事評価を行う
  • ハラスメントを対策している
  • 風通しをよくしている
  • 自分に合った働き方ができて、柔軟である

充実した福利厚生がある

その職場で働く前から確認できるポイントとして、充実した福利厚生があるかどうか、が挙げられます。

企業が福利厚生を充実させる意味は、社員に満足してもらい離職率を下げるのが狙いです。だから、充実した福利厚生があるかどうかは「社員のことを大事にしている会社かどうか」を確認できる目安でもあります。

最近では、たくさんの企業が多様な福利厚生を取り入れています。
  • 休憩できる場所が社内にある
  • 保育施設を併設している
  • 家賃補助・住宅手当などを完備している
福利厚生が充実した企業なら、従業員も自分自身の働き方を大事にしつつ満足して働けますね。企業からサポートされていると実感しやすいので、仕事に対するやる気も出るのです。

福利厚生を企業が充実させても、従業員が利用しなければ意味がありません。今後は、従業員が本当に求めている福利厚生は何か?と企業がしっかり考えて取り入れることが課題です。

働きやすい職場といっても、人それぞれ求めるものは異なりますよね。あなたが考える「働きやすい職場」を求める上で、希望している制度が完備されているか確認してください。

公平に人事評価を行う

人事評価が公平だと、仕事へのモチベーションも高まってやる気が出ますよね。これもまた、働きやすさを測るときの大事な目安です。
公平に人事評価を行うと、従業員の給料に直接的な影響があります。そのため、やる気が出てパフォーマンスも上がり、離職率を下げることに繋がるのです。

人事評価では、人間関係で左右しないように客観的に判断することも重要。長く在籍していても仕事をしない人が高給だったり、上司の好みで決められたりすると不満を持ちます。

定期的に、上司と部下で面談をして評価の目安としている企業もあるのです。全社員に、評価の基準を公表しているところもありますから、働きやすいかどうかを確認するうえでの1つの基準になります。

そのような職場は、従業員が仕事に対してどのように頑張れば評価されるのかも分かりやすいので、働きやすい職場と言えますね。

ハラスメントを対策している

近年ようやく、ハラスメントに対して対策を取ることが義務化されました。パワハラやセクハラなどのハラスメントがある職場も、まだ多いのが事実です。

ハラスメントは、禁止したところでなかなか減るものではありません。健康経営は、ハラスメントを減らす1つの鍵となる取り組みです。

働きやすい職場では、社外に相談窓口を設置していたり該当者には厳しく対応したりと、取り組みを積極的に行っています。

風通しを良くしている

まだまだ、年配の世代の意見が通りやすい環境というのはあります。働きやすい職場とは、社内の風通しを良くしていて若い世代でも発言しやすい環境を整えているのです。

何か問題があったときに、従業員がとまどうことなく相談・報告できる環境は大切です。職場での問題ではなくても、自分自身の健康に悩みがあったときに1人で抱えないといけない雰囲気では、相談しやすいところとは言い難いですよね。

風通しの良い職場環境を作ることには、リスクを未然に防いだり、起こったリスクを早く見つけたりすることにもなります。全ての従業員が、意見を言いやすい職場環境なら心だけではなく身体も健康的に働けるのです。

若い世代の意見を聞き入れて、実現したサービスなどがあるのかをチェックしましょう。

自分に合った働き方ができて、柔軟である

現在、日本では働く世代が減っていたり、働き方が多様化したりしています。こんな状況でも、対応できるように考えられたのが働き方改革です。

働き方改革とは、

「働く人が、それぞれの事情に応じて柔軟な働き方を自分で選べるようにするための改革」です。働きやすい職場を作り、生産性を上げることが目的。

働きやすい職場は、柔軟に時代に合わせた環境づくりをしています。

企業が、働きやすい環境作りにどれだけ力を入れても、そこで働く従業員に理解がなければ働きやすい環境とは言えません。

時短勤務しやすかったり、在宅ワークがしやすかったりと、多様な働き方を認めている職場は働きやすい職場と言えるでしょう。

また、仕事ばかりに追われずプライベートを確保できるかどうかも働きやすい職場のポイント。よくあるのが、きちんとした理由がなければ有休を取らせてもらえない、ということ。

たとえ、仕事の業務自体は好きな作業だったとしてもプライベートの時間がほとんどなければ、仕事に対するモチベーションややる気を保つのは難しいです。

プライベートな時間が充実していれば、その時間を使って仕事のために勉強をしたり余暇を楽しんだりできます。

しっかりと楽しむことができれば、「明日からまた仕事を頑張ろう!」と頑張る意欲も沸いてきますよね。そうすれば、パフォーマンスを上げることにも繋がるのです。

職場には、業務で上手に時間配分ができない新入社員や、スケジュール管理がそもそも不得意な従業員もいるでしょう。

そのような従業員がプライベートの時間を作ったために、仕事の質を落としてしまっては台無しです。

従業員同士しっかりコミュニケーションやフォローをし合って、仕事の質を落とさないような管理方法の指導をすることも働きやすい職場づくりの一環ですね。

プライベートの時間があり、なおかつ仕事に対して満足している職場は「働きやすい職場である」と従業員からの評価も高くなるでしょう。

健康経営を実施している企業の働きやすさとは

働きやすさここまで、働きやすい職場とはどのような職場なのかをお伝えしました。では、健康経営を実施している企業にはどのような働きやすさがあるのでしょうか?
  • コミュニケーションが取りやすい環境である
  • 女性の働きやすさにも配慮している
  • 生き生きと働ける環境である

コミュニケーションが取りやすい環境である

身体だけではなく心に不調を感じているとき、あなたの職場には気軽に相談できるような人はいますか?あまり理解の無い症状を人に話したくても、周りで気軽に相談できる人がいなければ1人で 抱えることになりますよね。

健康経営のポイントは、身体の健康だけではなくメンタルヘルスにまで及ぶことです。職場の環境や、業務の大変さなどによって強いストレスを感じた場合、メンタルヘルスに問題を抱えることになる可能性があります。

これまでの日本の考え方では、心の問題は「それぞれの性格や考え方の問題」や「気の持ち方の問題」としての部分ばかり強調されていました。ですから、ストレス対策は職場で後回しにされたり、保留にされたりしていたのです。

でも、本当なら職場で働く人一人一人が自分の抱えているストレスを対処できるようにするほか、職場でも労働環境や人間関係を見直してストレスの原因を探すことが必要です。

健康経営の一環として、コミュニケーションの促進があります。心身のことで、不安に感じることがあれば、いつでも気軽に相談できる環境が作られているのです。

女性の働きやすさにも配慮している

特に女性の場合は、「身体の不調を伝えやすい職場かどうか」も、働きやすさを左右するポイントになりますよね。女性はPMS(月経前症候群)や更年期障害など、体調に不調を起こす機会が多いものです。

上司や、ほかの同僚が身体の不調に対して理解がなければ、肩身の狭い思いをしてしまいます。

最近では、健康経営の一環として女性が働きやすい職場環境を整えている企業もあるのです。ヘルスリテラシーの高い女性は、低い女性と比較しても1月の仕事パフォーマンスが高い傾向にあります。

ヘルスリテラシーとは
健康情報やサービスを自分で調べて、内容を理解したうえで効果的に使える個人の能力。

男性の従業員に対しても、それらの症状が理解できるように研修の中で取り上げている企業があります。女性特有の症状は、男性に伝えにくい面もありますからこのように理解が広がっていれば働きやすい職場環境だと言えますね。

生き生きと働ける環境である

健康経営という取り組みは、表面的な対策をするだけではありません。従業員個人に合わせた健康管理を行う企業や、オフィスの環境を整備している企業もあります。また、身体だけではなく心にも配慮するので、心身に負担がかかるような環境ではありません。

適度にリフレッシュしながら、従業員がリラックスできる環境作りに努めているのです。そんな職場環境なら、モチベーションを保ちながら生き生きと働けますよね。生き生きと働けることによって、個人個人のパォーマンスを上げることが期待できます。

あまり忙しくなると、つい自分の身体のことをないがしろにしてしまいがちです。しかし、健康経営を実施している職場なら、自分の健康にも気を配りながら仕事の質も上げていくことができるのです。

企業が行っている取り組みとは

日本航空は、女性の不妊治療に配慮しています。不妊治療をしている従業員は、一定期間休職することが可能なのです。

不妊治療は、相手が同じ女性だとしても理解してもらえないことがあります。これは、女性なら誰しも他人事ではないかもしれませんよね。不妊治療を続けるために仕事を辞める人も多い中で、企業がこのような取り組みを始めてくれたら有難いです。

NTTドコモは、入社5年目の女性従業員と、主に男性の上司を対象にしてセミナーを開いています。その内容は、女性の移り変わるライフステージに合わせてキャリアプランや健康について考えるというもの。男性の上司からも、「ためになる情報が多かった」と人気があるのです。

小林製作所は、全体と比較して女性従業員の割合が少ない中、就業中でも婦人科検診が受けられるようにしています。婦人科検診は、身体に不調がなければ行きにくいものです。しかし、職場で婦人科検診をしてもらえるのでそのような心配をする必要がありません。

さらに、健康増進センターなどに月経痛などの健康相談をすることが可能です。月経痛の傷みなどは、理解の無い人には伝えにくいですからこのような相談場所があることは羨ましい限りです。

健康増進センターとは?
健康状態を維持することを勧めるために、1972年から設置された公的な施設。個人の生活環境や健康状態などを適切に判断し、それぞれの状況に応じた生活プログラムを提供する。

業務内容は大変でも、健康面について理解してくれる職場や、理解しようという姿勢の見える職場なら「ここで、長く働こうかな」と感じますよね。

働きやすい職場の探し方とは

職場の探し方ここからは、働きやすい職場の探し方を紹介します。企業に入社する前に、働きやすい職場を見つけるのは難しいですよね。しかし、探し方のポイントがあるのでそこを見極めましょう。
  • さまざまな場所から情報を集めよう
  • 健康経営を行っているか確認するには
  • 自分の考え方をはっきりさせておく
  • 求人票に書いていることを信用しすぎない

さまざまな場所から情報を集めよう

一番簡単な探し方として、企業のWebサイトや公式SNSなどを確認する方法があります。解説した通り、離職率の低い職場は働きやすい環境だと分かりますよね。残業時間についても確認すれば、あなたの考えるライフスタイルに合うかどうかもチェックできるでしょう。

また、福利厚生などそれぞれの制度についても公開されている場合が多いです。ライフスタイルに合わせて、育児休暇や有休休暇が取りやすいかどうかもチェックしてください。

公式で発表されているもの以外に、口コミやブログなどの情報もあります。しかし、それらの情報は信用できるのかどうか見極める必要があるのです。ですから、転職エージェントを見たり信頼できる人の話などを聞いたりして、情報を集めるのをおすすめします。

1番良いのは、やっぱり実際にその職場で働いている人の話が聞けること。企業のセミナーや説明会に参加したり、友人などに聞いてみたりすれば職場の従業員が見つかるかもしれません。

不安なら、実際に職場の近くまで行ってみるのもいいでしょう。休日や深夜にも明かりが点いていれば、残業している会社だと分かります。残業を対策する制度があっても、実現していなければ意味がありませんよね。

健康経営を行っているか確認するには

Webサイトなどで「健康経営をしている」と伝えていても、そのまま鵜呑みにするのはおすすめできません。共感を得るために謳っているだけで、実体を伴わない場合があるのです。

では、どうやって健康経営を行っている企業かどうかを客観的に判断するのでしょうか。「健康経営優良法人」という、国が認定している制度を企業が取得しているかどうかを確認してください。

自分の考え方をはっきりさせておく

働き方が多様化しているように、個人個人で「働きやすい職場」への考え方も異なります。たとえば、落ちついた静かな環境の職場が自分に合っているという人もいれば、陽気で明るい人が多い雰囲気が好きな人もいるでしょう。

だから、考え方がはっきりしないまま職場を選べば「今の働き方は、自分のイメージとは違う」ということになるかもしれません。

また、収入と業務内容、休みやすいかどうかもそれぞれの生活によって違います。自分が職場に求めているものを考えて、キャリアプランも頭に入れながら優先順位を決めておくことをおすすめします。ノートに書き出してみるのもいいでしょう。

「この企業は、働きやすくて良い」と評判の良い企業に就職しても、それが自分に合う環境だとは限らないのです。入社後に、そのすれ違いに気づいてしまってももう遅いですよね。

就職・転職する前に、入社する企業にどんな制度があるのかどうかなどを、今一度チェックしておきましょう。

求人票に書いていることを信用しすぎない

たとえば、企業の求人票に「アットホームな職場です」や「働きやすい職場です」と記載されていることがあります。誰しもそんな職場で働きたいですから、信用したくなる気持ちも分かります。しかし、少し待ってください。

実際に働いてみたら、「書いていることと違う」ということがあるのです。だから、先ほども本来は実際にその職場で働いている人に聞けるのが一番だとお伝えしました。実際に働いている人の話を聞ければ、その職場のリアルな環境が分かりますよね。

基本的に、求人票には良いことしか書かれていないので注意してください。

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