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  • 2020.07.15

総務部が中心となって企業の健康経営を運営していく

目次

総務部だからこそ見える従業員の健康課題

企業の中に必ずある部署の一つが総務部です。総務部は企業の中では何でも屋のように幅広い業務をしている部署でもありますが、基本的にはすべての従業員と普段から関わり合いのある部署とも言えます。従業員も総務部の人であれば気兼ねなく話ができるという人も多いのではないでしょうか。そんな総務部が健康経営の運営をしている企業を紹介します。

社長や人事担当者にはない視点を持つ総務部

総務部健康経営を行っている企業では、社長自らが健康経営のかじを取っていたり、人事部だけだったり、社長と人事部が組んでいたりというパターンがほとんどです。それは、健康経営が社員の健康管理・増進を行うだけではなく、経営をするために行っているので、社長、人事というのが選ばれやすいというのがあるのでしょう。

ですが、健康について相談をする時に、従業員からすると社長だと話がしづらいと思っていたり、人事部の人にも話がしづらいと思ったいたりすることはあります。なぜなら、その二つの部署は給与査定に関係しているためです。

相談をすることでマイナス評価を付けられてしまうのではないかと思ってしまう人も。ですが、健康経営のかじ取りを総務部が行っているとどうでしょうか?社長や人事部にはない視点でも従業員を見ることができるため、健康経営の推進体制も少し変わったものになります。

北の大地で健康経営を行っている企業

岩見沢まず1社目は北海道の岩見沢にある及川産業株式会社です。
こちらの会社では、建築工事・土木工事・除雪などを主な仕事として受注しています。身体を動かす業務が多いため、もともと従業員の健康管理に積極的に取り組んでいたという背景があります。

平成7年に労働災害が発生したことをきっかけに安全大会を毎月実施しているのですが、従業員全員が参加するだけではなく協力会社の従業員の人たちにも可能な範囲で出席してもらっています。また健康についての情報提供は、年に一度は産業医が講演していますがそれ以外は総務部が講演をして、多くの人たちに健康について考えてもらう機会を設けているそうです。

また健康診断で再検査・要治療になった従業員には、給料袋の中に再検査を促すメモを入れて手渡しており、それでも再検査に行かない従業員に対しては総務部が直接内線をしてフォローをし、従業員の健康を徹底的にマークしているのも特徴の一つです。

その他にも、現場に出る従業員たちには現場で作業を始める前に体操や軽い運動をしてから行ってもらったり、コミュニケーションの場として遊び隊を作ってみんなで遊びに行ったり夏まつりを開催したりと、ストレス軽減につながる活動も行っています。

その結果として、健康管理が行き届いているためか70歳以上でも健康な状態で働き続けることができ、新入社員を取ることもできています。

歩いて健康を維持する健康経営

ウォーキング2社目は富山にあるユーシン建設株式会社です。
こちらの会社では、一般土木工事・舗装工事・とび・土木工事・建設工事などを仕事として受注しています。身体が資本という面が強いため、健康経営を行う前から従業員の健康管理に注目していました。平成12年からは月に2回、全従業員で2キロを歩きながら、道路上のごみを拾う運動を続けていたそうです。その運動を知った全国土木建築国民健康保険組合から健康経営の取組に当てはまると言われ、健康経営を意識するようになりました。

この会社で行っていることの一つが、楽しみながら健康的な食生活を学ぶ取り組み。工程会議という全従業員が集まる社内会議があり、その後に開催していたおやつタイムで、健康的な食生活に関して全員で学んでいます。例えば、ドーナツのカロリー当てゲームなど、勉強だけではなく、つい夢中になってしまうような形で、ちゃんとした知識を学べる仕組みを作っています。その他にも「みんなで歩活というアプリを使ったり、ノー残業デーを作らなくても残業をしないで帰ったり、早上がりができる体制を総務部が現場監督に伝えてできるようになったりもしています。

健康経営による効果は計り知れないもの

現時点で言われている健康経営での効果は、会社のPRや新入社員の入社、人の定着率のアップなどです。ですがこれはまだ、2016年から始まったばかりの健康経営での効果にすぎません。
健康経営を続けることで、今後さらに経営としてもプラスになる部分が出てくるでしょう。

健康経営は行う立場の人によって見え方も動かし方も変わってきます。社長や人事部主導でできなくても、健康経営は行えるのです。社長や人事じゃなくても、健康経営を行ってみたいということを伝えてみてはどうでしょうか?

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