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  • 2020.09.18

化学素材メーカーはホワイト業界だというのは本当か。理由を解説

目次

化学素材メーカーがホワイトだと言われる理由は何?

化学 素材 メーカー 化学素材メーカーがホワイトだと言われている理由は何でしょうか。
  1. 穏やかで堅実な人が多いため
  2. 年収が高く、福利厚生が充実しているため
  3. 高い技術力があるため
  4. さらに生産性が上がる可能性が高いため

穏やかで堅実な人が多いため

化学素材メーカーは、企業間取引のいわゆる「BtoB事業」です。一般消費者を対象としたビジネスではないため、ノルマが発生しない特徴があります。

化学素材メーカーが扱うのは、完成形の商品ではなく中間財ですから個人が一生懸命取り組んだとしても、売上アップに繋がる実感が出来るものではないのです。
商品の需要が高まれば、中間財を製造している化学素材メーカーも盛り上がりますが、需要が低下しているときは売り上げが上がらないものだと受け入れざるをえません。

ノルマが発生しない分、たくさんの営業をこなしている人は比較的少ないです。化学素材メーカーということで、理系出身の人が多いですから穏やかで真面目な性格の人がたくさんいます。ですから、企業全体を俯瞰して見た場合でも、穏やかで堅実な人が多いと考えられることがよくあるのです。

年収が高く、福利厚生が充実しているため

2019年、健康経営優良法人に認定された「積水化学工業株式会社」の年収は、おおよそ911万円と、高収入と言える数字です。

花王株式会社では、住宅支援として独身寮や転勤者用住宅があるなど、福利厚生が充実している会社も多くあります。

そのため、働きやすく将来の人生設計も考えやすいと言えるでしょう。福利厚生が充実しているので、離職率が低いのも特徴です。

また、化学素材メーカーの平均休日数はおおよそ120日ぐらいです。有休がとりやすい雰囲気の職場もあり、有休消化率が高いのも離職率の低さに影響しているのではないでしょうか。

高い技術力があるため

アメリカと比較すると、日本の化学素材メーカーは技術力があり生産性が高いのが特徴です。化学メーカーでは、危険な物質を使用することもあります。諸外国の工場では火災や爆発が起きるケースもある中で、日本の工場は落ち着いて運転できるのです。

技術力の高さや安定の視点でも、諸外国に負けることは大方無いと言えます。

さらに生産性が上がる確率が高いため

お伝えした通り、日本の化学素材メーカーは技術力と生産性で優れています。とはいうものの、営業活動の視点から見れば昔ながらの方法をずっと踏襲している企業が多いです。

業務でFAXを用いるなど、紙を利用する業務が多いのも事実なのです。このような業務の方法を効率化して、経費を減らしていけばまだまだ生産性のアップが見込めると言えます。

化学素材メーカーの仕事について、内容ややりがいなど

実験 化学 化学素材メーカーの仕事内容ややりがいを詳しく見てみましょう。
  1. 仕事内容
  2. 仕事のやりがいとは
  3. この仕事で大変なこととは

仕事内容

素材産業を代表するものが化学素材メーカーで、化学反応を用いて私たちが使用する製品の原料や素材になる部分を造っています。

たとえば、自動車のバンパーに使われるポリプロピレンという素材や、包装材などに使われるポリエチレンなどを提供するのです。

しかし、化学素材メーカーの中にも新商品の研究・開発をする部門があれば、製造に必要なものの調達を担当する部門もあります。

仕事のやりがいとは

この仕事のやりがいは、製造した素材がさまざまな人の生活に役立っている点です。ものづくりの仕事をして、よろこびを感じることはやっぱり自分の従事した製品が社会に出て、人々に貢献していると感じられるところでしょう。

また、化学素材メーカーではいろいろな素材を扱うので関わる業界も種類が豊富です。近年、グローバル化が進んでおり積極的に海外へ進出する化学素材メーカーも増加しています。このように、広い視野を持って働けるということも、化学素材メーカーで働くメリットの1つです。

化学素材メーカーは、開発や研究など専門職が強い業界です。知識が豊富で仕事熱心な人たちが集まり、お互い高め合いながら仕事をしています。

チャレンジ精神のある人たちの中で働けば、自然と自分の向上心も上がるものです。自分自身の成長を感じながら働けることも、化学素材メーカーで働くメリットですね。

この仕事で大変なこととは

お伝えした通り、化学素材メーカーでは海外に進出している企業が増加しています。諸外国に事業所がある場合、海外出張や海外勤務を頻繁に行う必要が出てくることもあるのです。

国内で勤務している場合でも、各地へ転勤や出張するケースもありますよ。人により、転勤が多いことも。慣れない環境や職場に行く機会が増えるかもしれません。

化学素材メーカーで「総合職」として採用された場合、どのような業務を与えられるかは分からないのです。

本人にふさわしい部門が希望とは別の場所であったり、会社の状況であったりいろいろな事情で希望意外の業務を与えられるケースもあります。

企業の意図として、長期的にいろいろな業務を経験して欲しいと考えているところもあるでしょう。

そこで、仕事に対してネガティブな感情を持ってしまえば、業務に楽しさを感じなくなってしまいます。

化学素材メーカーは、いろいろな仕事や職種があるのでどんな職種に配属されても、プラス思考で挑んでいく気持ちが必要なのです。

化学素材メーカーへの転職で注意する点とは

化学 実験 先ほどは、化学素材メーカー全体を通してホワイトな傾向があるとお伝えしました。しかし、気をつけたいのは1つの企業を見てホワイト業界かブラック業界か考えない方が良いということです。
その他にも、化学素材メーカーへ転職するときの注意点がありますので、ここではもう少し掘り下げて見ていきましょう。
  1. 関わっている商品や事業により雰囲気が異なる
  2. 人の性格によって雰囲気が異なる
  3. カテゴリーがさまざまである
  4. 原油価格が要である

関わっている商品や事業により異なる

たとえば、家庭用の商品を扱っている事業はあまり忙しくないのに、高機能な商品を扱っている事業は忙しい、というように商品ごとに違う場合があります。

商品だけではなく、顧客の性質によっても職場がホワイトになるか、ブラックになるか異なるのです。基本的に、扱う商品が末端製品であればあるほど、仕事が忙しくなる傾向にあります。

ほかには、企業が赤字である場合はブラックな状況になる可能性が高いです。予算がギリギリまで減らされるということは、それだけ余裕がなくなるということなのです。赤字の企業で働いていると、サービス残業が増加してとても大変な業務になります。

人の性格によって異なる

同じ業務を担当しても、前の人は楽にこなしていたのにどうして自分がやると忙しく感じるのだろう、と思うことがありますよね。

真面目な性格の人は、適切に手を抜くのが上手ではありません。仕事をいくらでも作り出してしまい、忙しくなってしまうのです。これは、化学素材メーカーに限った話ではありません。

カテゴリーがさまざまである

「化学素材メーカー」と1口に言っても、いろいろなカテゴリーが存在しており製造しているものも種類が豊富です。

たとえば、無機材の業界ではガラスやセメントなどを扱います。石油・ガスの業界では、それらの原料を用いた製品を作っていますよ。地球温暖化を懸念して需要は少なくなっていますが、ほかの原料を研究し現状を良くする方法を模索中です。

生活用品関連では、私たちの身近にある洗剤・シャンプーなどを扱います。生活するうえで身近な商品ではありますが、国内での消費率が下がっており業績が好ましくないと言われているのです。

原油価格が要である

原油価格が上がれば、それを元に作られる石油化学品も値上がりします。身近なところで言えば、ナイロンやポリ袋などもそうです。

値上げをして企業の売り上げが落ちれば、社員のボーナスに影響が出ることもあります。化学メーカーで働いていると、原油価格に影響を受けることが多くなるのです。

化学素材メーカーの仕事が向いているのはどんな人?

化学 素材 化学素材メーカーの仕事は、どのような人に向いているのでしょうか。
  1. 同じ仕事を長い期間継続できる人
  2. 転勤にも対応可能な人
  3. さまざまな人と協力しあえる人
  4. 化学に興味がある人
  5. ロジカルな考えやデータ分析ができる人
  6. 責任感が高い人である

同じ仕事を長い期間継続できる人

化学素材メーカーは、製造業の企業を顧客としてその材料を造っています。顧客が製品を造り続ければ、同じ仕事が長く継続することになるのです。

同じ仕事を長く継続することを苦痛に感じる人にとっては、化学素材メーカーは向いていないと言えます。

とはいうものの、比較的安定しているのが化学素材メーカーの経営の特徴です。生活に安定が欲しい人には適任の仕事だと言えるでしょう。

転勤にも対応可能な人

化学素材メーカーには、国内のみならず海外に進出している企業も多く存在します。総合職の場合、転勤する機会が多いため転勤することに不安を感じない人には向いている仕事だと言えますよ。

海外への転勤が発生するケースもあり、語学を学んでおり興味のある人にとっては、好機が訪れるかもしれません。

さまざまな人と協力しあえる人

化学素材メーカーで、製品を作り終えるまでの過程には、たくさんの人が関わります。たくさんの人が、自分自身の力を発揮し連携して、業務に取り組むのです。

1人だけでは完成しない製品でも、自分ができないことを得意とする人たちも協力しあって完成していきます。

このようなところが、化学素材メーカーの面白さでもあるのです。それぞれの人がお互いをたいせつにしながら、自分の得意なことを活かしつつ目標へ近づくことに楽しさを感じられる人は、化学メーカーの従業員向きだと言えます。

化学に興味がある人

「化学素材メーカーなのだから、当たり前では」と感じるかもしれませんが、面接でよく問われる事柄でもあります。化学素材メーカーで働きたい人は、化学に興味がある前提で話が進むと考えましょう。

たしかに、「化学が苦手だけれども、化学素材メーカー志望です」と面接で言われれば、どうして化学素材メーカーであるここの会社を志望したのだろうと面接官も頭を抱えますよね。

理系を専攻していたのなら、理系を専攻した動機や志望動機との関係が答えられれば好感触です。文系を専攻していた場合も、化学に興味があることや志望動機を考えておいてください。

ロジカルな考えやデータ分析ができる人

化学素材メーカーでのもの造りは、大々的な過程で作り上げられます。そのため、ロジカルに考えることができ、データ分析が得意な人は資質に恵まれていると言えるのです。

化学素材メーカーはその道筋やデータ、数字が明確であることが大事な世界ともいえます。

責任感が高い人である

化学素材メーカーの業務では、危険物を扱う機会が豊富にあります。ミスをしてしまえば、事故につながったり信頼をなくしてしまったりすることになりかねません。

そのため、仕事に対する強い責任感があり、コンプライアンス意識の強さが必要になりますよ。

転職できない人によくある原因や対策方法

転職 面接 「どうして自分は転職先が決まらないのだろう」そのように悩んだことはありませんか。ここからは、転職できない原因や対策方法を解説していきます。
  1. 企業を選びすぎる、理想が高い
  2. スケジュールを立てるのが苦手
  3. 面接での逆質問が苦手
  4. 化学素材メーカーでの面接でのポイント

企業を選びすぎる、理想が高い

転職先に求める条件をはっきりさせることは、転職活動においてたいせつな部分でもあります。しかし、「大手の企業に転職したい」とか「できるかぎり残業をしたくない」とか、求めるものが増えすぎて理想が高くなるケースに気をつけましょう。

全ての条件をクリアする転職先はとても少ないですし、探し当てた場合でも競争率は高いものだと覚えておいてください。

転職先への条件がいくつか出てきた場合は、1つずつ優先順位をつけるのがおすすめです。そうすることによって、譲れない希望がはっきりするので転職先の選択肢が増すことでしょう。

スケジュールを立てるのが苦手

働きながらの転職活動では、現在働いている職場のスケジュールが優先になることでしょう。そのため、予定を立てにくいのが難点です。

とはいうものの、ある程度転職終了までの予定を見通したうえで行動を続けなければ、転職活動が長引く原因になります。

転職活動が長引くと、焦りを生じて失敗の危険が高くなるもとです。焦りから、自分に向いているかどうか不明な企業を転職先に決めたり、条件を妥協してしまったりするためです。

失敗を防ぐためにも、ひとおおり終了までのスケジュールを組みましょう。

面接での逆質問が苦手

ここからは、面接の話に入ります。面接の定番とも言えるのが、最後に尋ねられる「何か聞きたいことはありますか。」という逆質問です。アルバイトの面接でも、聞いたことがあるのではないでしょうか。

これは何を見極める質問かというと、企業に対してどれくらい関心や興味を持っているか、ということです。

逆質問の場は、自分のことをアピールできる貴重な時間だということですね。そのため、「質問は特にありません」と答えるのではなく質問を考え、ポジティブな姿勢を見せるのがいいでしょう。

化学素材メーカーの面接でのポイント

化学素材メーカーの技術職で面接官が確認するポイントは、大学でこれまで研究してきた内容と、企業が今後発達させていきたい技術とが合っているかどうかです。さらに言えば、企業へ役に立てる専門的な知識を持っているかどうかも見ています。

技術職での面接の場合は、研究について掘り下げられても答えに詰まらないように準備をしましょう。それと同時に、分かりやすい説明ができるように練習するのも大事です。

技術職の場合、大学での研究テーマを問われる機会も多くあります。面接官により、用意してきたテーマについて詳しくない人のケースもあるのです。

面接中のやりとりから、面接官がどれくらい理解しているのかを考え、どのような問いにも反応できるように準備してください。

練習のコツとしては、身近にいる人を思い浮かべて、その人に向けて解説することを想像しながら練習するのがおすすめです。

化学素材メーカーはホワイト企業も多いが注意が必要

今回は、化学素材メーカーについて解説しました。化学素材メーカーと言っても、職種や作っている製品によって異なるので、ホワイトにはなりやすいものの「全てがホワイトな業界だ」とは言い切れないのですね。

ホワイト企業へ転職するには、離職率の低さをチェックしたり、口コミをチェックしたりしてその企業のさまざまな情報を集めてください。

事前の入念な確認が、将来企業で働くことになるあなたを助けるかもしれません。
 

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