• 就職/転職
  • 2020.10.12

入社に不安を感じている人へ。内定ブルーになる原因や対処方法を解説

目次

内定ブルーになる原因を考えよう

不安 内定をもらったこと対して不安や緊張を感じることを「内定ブルー」と呼びます。ここでは、内定ブルーになる原因について着目してみました。

他の内定も貰っていた場合

就職活動をする中で、他の会社から内定を貰うこともありますよね。どこかの内定を断って就職先を選んだことに対して不安を感じる人は多いです。厄介なことに、人は自分が手に入れられなかったものを羨ましいと思う性質を持っています。このことは、内定に限らずほかの条件の中でも経験したのではないでしょうか?選択肢が複数ある中で、1件を選択することはストレスを感じる原因になるのです。

しかし、内定をお見合いと喩えることがあるように、あなたと選択した会社は合っていたという考え方もあります。難しいかもしれませんが、内定を貰ったことに対して前向きに考えてくださいね。

環境の変化による不安

新卒ならまだ社会人を経験したことがありませんから、不安に感じて当然です。いよいよ最後の学生生活も終わりに近づいてくると、「社会人としてこれからちゃんとやっていけるのだろうか」との不安が脳裏をよぎります。

たとえば、親元を離れて1人暮らしを始めるときにも「実家を離れて、これからちゃんと1人で生きていけるのだろうか」と少なからず不安に感じたことでしょう。成長した証拠である、自立を始める時ですらネガティブな感情はあるのです。環境の変化がある入社に対して、不安に感じるのはある意味当然だと言えます。

やる気があるからこその不安

あなたは、「やる気があるからこそ不安になる」と聞いてどう思いましたか?正直なところ、いまいちしっくりこなかったのではないでしょうか。たとえば、あなたが難しい資格試験の勉強をしていたとします。この資格試験は、あなたが子どもの頃から憧れていた夢に一歩近づくためのものだとしたら、その緊張や不安ははかりしれないものですよね。

こんなに不安な気持ちになるのは、あなたにとってこの資格試験が人生の中でとても重要なものだからです。逆に、どうでもいいと思っているような試験ならこんなに不安も緊張も感じないでしょう。これから始まる入社というイベントに対して、真面目に考えてきちんと向き合っている証拠なのです。

悪い面が見え始めたから

志望動機を練るために、就職活動中は会社の良い面ばかりにフォーカスしていた人も多いのではないでしょうか?ところが、内定後改めてその会社を確認してみたら今まで見ようとしなかった悪い面が見え始めて、内定ブルーに陥る学生もいます。悪い面は、印象に残りやすいので内定前とは会社のイメージが変わってしまうケースもあるのです。

内定先で役に立てるかどうか不安

内定を取りたい一心で就職活動をしてきたのに、内定を受けた途端にその気持ちが減少してしまうことがあります。なぜなら、内定先で自分が役に立てるかどうか不安・・とネガティブに考えてしまうからですね。役に立てるかどうかなんて、正直なところ働いてみなければ分からないことです。それに、入社してすぐに役に立つのは難しいこと。徐々に仕事を覚えていって、会社の一員になっていければ良いのです。

内定ブルーの対処方法について

不安 ここからは、内定ブルーの対処方法を紹介します。内定ブルーになっている原因ごとに対処方法は異なりますので、あなたに合った方法を確認してください。

内定先を知る機会を増やそう

漠然とした不安という言葉がある通り、不安の原因をよく分かっていないパターンも多いです。内定先を知る機会が増えれば、内定ブルーの解決に繋がります。入社までに内定式や内定者懇親会のような場を設ける会社は多いです。会社が開くイベントへ自主的に参加すれば、内定者や社内の人と関わりを持つことができますよ。

わざわざ入社前に、このようなイベントに参加するのは面倒だと感じますか?筆者も、学生時代は積極的にイベントへ参加するのが億劫だった人間なので、その気持ちはよく分かります。しかし、イベントに参加する内定者の中には、あなたと同じ悩みを持つ人も少なからずいるのです。同じ境遇の仲間と悩みを分かち合うこともできるでしょう。

志望動機を思い出してみよう

内定ブルーの解決に繋げるために、志望動機を思い出してみましょう。面接に通ったということは、あなたの志望理由が面接官に届いたということなのです。そのことを、ポジティブにとらえてみませんか?このように考えれば、なぜ自分がこの会社に応募したのか、内定を勝ち取りたかったのかを思いだせます。

「入社初日に失敗しないよう、持ち物を確認しておこう」などと意識を高めることにも繋がりますよ。志望動機は、ネガティブな感情になっているときに励ましてくれるのです。どんなことでも、不安になったら初心に返ることが大切なのですね。

会社の良い面にフォーカスしてみよう

「内定ブルーになる原因は何?」でもお伝えした通り、会社の悪い面が見え始めて不安になるケースもあります。そんなときは、就職したらどんなメリットがあるのかという視点から考えてください。ものの見方を変えるわけですね。

その会社に応募した本音は「福利厚生が充実していて働きやすそうだったから」とします。しかし、よく会社のことを学んでみると最新の技術を使って社会に貢献しているところが魅力的に感じることだってあるのです。会社の公式Webサイトだけではなく、ほかのメディアもチェックすることで不安が軽減できる場合もありますよ。

会社の情報を集めたら、その会社でなりたい自分を意識することも、ポジティブに考える方法の1つです。不安で気分が落ちているときに、難しいことかもしれません。しかし、ポジティブに考えられることは今後社会人として働いていくうえで身につけたい思考です。いい機会だと思って、考え方の練習をしてみませんか?

新卒で入社した会社、辞めない方が良いケースとは?

入社 新卒で入社できた会社でも、様々な理由があって「もう辞めたい」と感じることはありますよね。辛いことを限界まで我慢するのは良くありませんが、もちろん辞めない方が良いケースもあります。ここでは、新卒で入社した会社を辞めない方が良い例を紹介しましょう。

金銭的に余裕がない

仕事を辞めたからと言って、次の仕事がすぐに決まるわけではありません。そのことを考えると、金銭的に余裕がない人はまだ辞めない方がいいと言えます。転職活動は、失業保険を貰いながらすることもできますが次の仕事を見つけるまでに長期化するケースもあると考えてください。

仕事を辞めるときは、今の給料のおおよそ2ヵ月分を貯金しておくか、在職中に合わせて転職活動をするのがいいでしょう。在職中に次の転職先が決定すれば、職歴に空白ができないメリットがあります。会社の中には、職歴に空白があればその理由を尋ねる会社もあるので在職中に見つかればそのような心配がなくなりますね。

しかし、その分活動できる時間が少なくなるデメリットもあります。在職中に転職活動をするには、今の仕事の状況を確認したうえで転職活動を始める時期を検討する必要があるのです。

今の会社で億劫なのが人間関係だけである

人間関係を理由に、転職したいと考える人はたくさんいます。たくさんの人と関わる以上、会社にはどうしても苦手な人がいるものです。まだ会社で覚えることもたくさんある上に、苦手な人にまで会ったら「もう会社を辞めようかな」という気持ちが頭をよぎっても無理はありません。

こんなときは、すぐに会社を辞めることに向けて行動するのではなく、異動できないかどうか確認してください。入社したばかりなら、仕事の状態によって異動を考えてくれる可能性があるのです。ですから、仕事内容自体は特別嫌ではないけれど、人間関係だけが億劫なケースですぐに辞めてしまうのはもったいないですよ。筆者も、過去に人間関係が億劫で会社を辞めた経験がありますが、異動を申し出てみれば良かったかな、と今になって思います。

成長できないと感じている

  • 新卒で入社したのに、することがほとんどなくて時間を潰すのが辛い
  • 会社が従業員の成長に興味を示さない

上記の例のように、入社したばかりでも「ここは成長できる環境ではないな」と感じることもあります。こんなときは、転職を考える前に今一度、ほんとうにこの会社にいて成長できないのか考えてください。

前提として、入社したばかりの従業員に責任のある仕事を任せる会社は少ないです。実績を積まなければ、転職したとしてもまだ責任のある仕事は任せられません。こんなときは、歳の近い職場の先輩の仕事内容に注目してみましょう。先輩の仕事内容を見て、成長できる環境が整っていると感じれば、すぐに転職しないことをおすすめします。

それでも、魅力的に感じなければ転職を視野に入れるのもいいでしょう。しかし、積極的に行動して自らチャンスをつかみに行くスタンスでいてください。

入社後、仕事が暇だと感じたときにできることは?

仕事指導されなくても対応できる仕事をする

入社すると、上司や先輩から仕事を教わります。しかし、その担当をしてくれる上司や先輩がスケジュール的に忙しく、後輩の指導にまで手が回らないときもあるのです。指導されなければ分からない仕事がある場合は、他に自分ができる仕事がないか積極的に探してください。

筆者は、自分にできる仕事がないとき、誰にでもできる雑用や部屋の掃除などをして時間を潰していました。しかし、勝手な判断でやってもいい仕事かどうか分からないことがありますから、あらかじめ自分がこの仕事をやってもいいか尋ねるようにしましょう。

他にできることがないか尋ねる

いよいよ本当にやることがなくなってきたら、他にできることがないか自主的に訪ねてください。他にできることがないか自主的に尋ねることは、周りが助かることがあるだけでなく、積極性をアピールすることにも繋がります。

周りは慌ただしく動いているのに、自分だけ手持ち無沙汰では気が引けます。それに、ただ「やることがなくて暇だ」と考えているだけでは、仕事は出てきません。それは、思考停止しているのと同じ状態だと言えます。積極的に尋ねてくれたら、教える方も1人でできるような仕事を教えやすいですよ。

会社で使われる名前を覚える

会社では、一般的なビジネス用語や、業界用語などを使います。周りの人のコミュニケーションに耳を傾けたり、積極的に会話したりして会社で使われる言葉を覚えるのもおすすめですよ。同じ部署のメンバー名や、各部署の名前などを覚えておくと、今後仕事を進める中でも役立ちます。

取引のある会社の名前や自社が扱っている商品名、業界の動向などを勉強するのも仕事の一環。教わらなかったから分からないではなく、身近なものは積極的に覚えておくことで仕事への意欲をアピールできます。

電話応対や来客の対応をする

スケジュールが詰まっているときに限って、電話や来客が重なるもの。上司や先輩が忙しいのなら、新入社員がそれらの対応をおこないましょう。会社の勝手が分かっていないと、電話応対ですら慣れないこともあると思います。そんなときは、取り次ぎだけでもいいので少しずつ電話応対に慣れてください。

仕事内容を復習する

暇な時間のある新入社員の今こそ、教わった仕事内容を復習するチャンスです。忙しくなってきたら、ゆっくり作ったマニュアルを見直すことは難しくなります。覚えたつもりになっていても、よくわかっていなかった部分や抜けていた部分があるかもしれません。また、改めて見直すことによって過去に言っていたことの意味がはっきり分かるケースもあるのです。このようなことは、復習したからこそ気が付くことが多いですよ。

転職時は健康経営に取り組む企業を確認しよう

晴天 仕事を辞めない方が良いケースがあるのと同様に、もちろん仕事を辞めた方が良いケースもあります。たとえば、以下のようなときですね。
  1. 酷いパワハラがある
  2. 残業代が支払われない
  3. 精神的・身体的につらくてうつ病のような症状が出てきた
転職活動をするときは、健康経営に取り組む企業から転職先を探すのも1つの方法です。健康経営に取り組む企業は、従業員の健康を考えた施策をおこなっています。そのため、限界まで身体のしんどさを放置するような環境にはなりにくいのです。

たとえば、ヘルスケア増進のために、勉強会や意見交換会を定期的に開き、メンタルヘルスの対策をする会社があります。1度きりではなくつづけて健康課題に取り組むことで、効果に繋げていくのです。
以下のコラムでは、退職引き止めに合ったときの対応方法について紹介しているので合わせてご覧ください。

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以下のコラムでは、ノルマが辛くて仕事を辞めたいと感じている人に向けてノルマの無い仕事などを紹介しています。

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まとめ

就職活動が終わってからも悩み続けることになるなんて、考えてもみなかった人が多いのではないでしょうか?しかし、環境の変化が伴うものにはどうしても不安がつきものです。今まで自分が経験していないことについて、少しも不安を感じない人なんていないと思います。

この記事の確認ポイント
  • 内定ブルーになる原因は人それぞれ
  • 内定ブルーの対策方法も複数ある
  • 新卒で入社した会社を辞めない方が良いケースがある
  • 仕事が暇だと感じたら、積極的に行動してみよう
  • 転職のときは、健康経営に取り組む企業を確認してみよう
内定ブルーになることは決して不思議なことではありませんので、自信を持って行動してみてくださいね。

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