• 働き方改革
  • 2021.10.21

ノマドワーカーとは?注目される理由とメリット・デメリットについて

目次

より自由な働き方を求めて

ノマドワーカー とは 皆さんは自由に働くことに憧れを抱いていますか?
働く上での自由とは、例えば働く時間を自分で決められたり、仕事を選択できたり、少なからず自由を求めているのではないでしょうか。
一昔前では、お金を稼ぐのはそんなに簡単なことでという認識が強く、従業員は過酷な環境に耐えながら働くのが当たり前と考えられていました。
しかし、働き方改革が謳われる現代では、働く側の自由が叶えられる時代になりました。
今回この記事で取り上げるのは、働く場所にとらわれないノマドワーカーという働き方を紹介します。
近年で話題となっている、イマドキの従業員の自由な働き方について解説します。

ノマドワーカーとは?

ノマドワーカー 働き方 ここでは、ノマドワーカーという働き方の詳細について解説します。

概要

ますはじめにノマドとは、遊牧民や放浪者を意味する「nomado」が由来しています。
遊牧民や放浪者は、定住地を持たず、自由気ままに様々な場所に訪れるイメージがありますが、ノマドワーカーとはつまり決まった仕事場やデスクを持たない働き方を指します。
決まった仕事場を持たない働き方がノマドワーカーの定義になりますが、広い意味で考えれば、テレワークが普及し、在宅での業務や、カフェや図書館、レンタルスペースを借りて仕事をする人が増加傾向にあり、こういった方もノマドワーカーには含まれるかもしれません。
自分の好きな場所、仕事に集中できる場所を選んで自由に働く場所を決められるのがノマドワーカーの特徴になります。

ノマドワーカーとして選択しやすい職業

ノマドワーカーとして最も働きやすい職業は、フリーランス及び個人事業主になります。
フリーランスと一括りにしていますが、フリーランスとして働く場合、取り扱う業種は多岐にわたります。
IT系であればWebデザイナーやシステムエンジニア、自身の個性を表現するアーティスト系であればイラストレーターや動画作成、得意な分野で仕事をするWebライターやブロガーなど多くの分野・職種が存在します。
フリーランスの仕事は、基本的に個人で企業やクライアントと業務契約を行い、ある期間までに業務を完結させ、商品・サービスを提供するのが一般的な働き方です。
そのため、クライアントから指示がない場合、自分の好きな場所で仕事を行えます。

ノマドワーカーの現状

ノマドワーカー 現状 ここからは、実際にノマドワークを導入している企業の実態や、ノマドワーカーとして働くフリーランスの実態を解説します。

会社員としてのノマドワーカー

前述したように、テレワークが普及したことで、自由に仕事場を選べる従業員は広い意味でノマドワーカーと呼べます。
しかし、出社しなければいけない日があったり、テレワークする場所が指定されていたり、選択の自由がない場合は、本当の意味でのノマドワーカーと呼べないのではないでしょうか。
近年では、単身赴任制度の廃止を検討している企業も存在しており、例えば職場は東京にあるけれども業務は出身地で行うなど、働く環境を自由に選択できる仕組みを作っています。
コロナの影響で働く環境が大きく変化しましたが、社員がより働きやすく、充実した人生を送るために会社の制度を変更するチャンスでもあります。
社員の満足度や働く環境に課題を感じている企業は、このノマドワークの検討をしてみてはいかがでしょうか。

フリーランスとしてのノマドワーカー

フリーランスとして仕事をしている人は、簡単にノマドワーカーになれます。
取り扱う分野やクライアントによっては一部仕事場が限定されることもありますが、基本的には働く場所も時間も自由に選択可能です。
仕事場を限定されるフリーランスの例は、駐在型フリーランスという働き方をご存じでしょうか。
フリーランスで、会社に所属しているわけではありませんが、契約している会社に出向き、その会社のオフィスで仕事をします。
この駐在型フリーランスはIT系のシステムエンジニアが特に該当する働き方で、契約している会社の社員と意見交換しながら業務を遂行する必要があり、仕事場の選択は自由に行えません。
しかし、こうした駐在型フリーランスを除き、その他多くのフリーランスは働く環境は自由に設定でき、パソコン1台あれば仕事ができる時代です。
ノマドワーカー本来の意味である、放浪者のように、様々な地域に出向き、そこで出会った人やものについて紹介するブログを書く仕事もありますし、海外で旅をしながらでも仕事が行えます。
今は会社員で自由な働き方をしたい方、現在フリーランスで在宅ワークをしている方は、ノマドワークを一度試してみてはいかがでしょうか。
そこには新たな出会い、発見が待っているかもしれません。

ノマドワーカーのメリット

ノマドワーカー メリット ここからは会社員またはフリーランスの方がノマドマークを実施した場合のメリットを紹介します。

ライフワークのバランスが取れる

ノマドワークの一番の魅力と言っても過言ではないかもしれませんが、仕事とプライベートを充実させられるのがノマドワーカーの特徴です。
自分の好きな場所で働けますし、家族がいる環境で働けます。
今後、ノマドワークが普及すれば、単身赴任で子供の成長が見られないといった、ひと昔前では当たり前だった、世の中の課題がなくなるかもしれません。
また通常のテレワークにおいても、業務に支障がなければ野外でも働けますし、こうしたリラックスした環境下での業務によって生産性の向上が期待できます。

自分らしさを保ちながら仕事ができる

働く時間や場所を自由に選択できるノマドワーカーですが、仕事でもプライベートでも自分らしさを保ちながら過ごせます。
自由がない場合、プライベートも支障が出るケースもあります。
どちらか一方でも満足感が得られなければ充実した生活は送れません。
どちらも両立させられるのがノマドワーカーの魅力です。

人間関係のストレスがない

ストレス社会が問題になっている現代では、人間関係に関するトラブルも多く発生しています。
ノマドワークは自分が好きな場所で仕事ができるのが特徴ですので、苦手な人や合わない人と同じ空間で働く必要はありません。
また、パワハラやセクハラがまだまだ発生していますが、人と一緒に働く必要はありませんので、そういったハラスメントに関しても防止できます。

ノマドワーカーのデメリット

ノマドワーカー デメリット 次にノマドワーカーのデメリットについても紹介します。

自己管理が難しい

前述したように、ノマドワークは自由度が高い働き方です。
自由にいろんなことを自分好みに選択でき、働きやすい環境が実現しますが、その分仕事の管理も自身で行う必要があります。
仕事のスケジュール、仕事の精度を自分自身で行わなければならず、スキルや経験がない場合、管理が困難です。

働く環境整備にコストがかかる

働く場所は自由に設定できますが、そこにかかる費用は個人で負担する必要があります。
例えば、旅先で業務を行う場合、これに付随する宿泊代やレンタルスペース代が働く環境にかかる費用になります。
自分自身のお財布と相談し、無理のないコストで働く環境づくりを行いましょう。

セキュリティー対策が困難

現在普及しているテレワークでも同じ課題が生じていますが、会社のオフィス以外で働く場合は、遠隔での業務のため個人情報や機密情報の取り扱いは十分注意が必要です。
他の人に見られないよう、鍵をかけたり、新たにシステムを導入したり工夫が大切です。

会社がノマドワークを推奨するメリット

ノマドワーカー 職種 上記では、個人がノマドワーカーとして働く場合のメリット・デメリットを紹介しましたが、ノマドワークを推奨することで、企業にとってもメリットがあります。
その企業のメリットについて解説します。

健康経営に繋がる

会社側が社員の健康を注視する傾向になり、社員を健康的な体になるように企画やイベントを行うことを健康経営と言います。
ノマドワークは社員に働く場所を指定させず、自由な場所で業務を行えますので、社員のストレス緩和に繋がります。
また、単身赴任制度を見直し、ノマドワークを採用することで、家庭を持つ社員のライフワークバランスが保て、人材確保にも効果的です。

採用時に有利になる

前述したように、ノマドワークを導入することで、社員の働きやすさ向上と会社への満足感の上昇が期待できます。
こうした働きやすい職場、社員の満足感を大切にしている企業であることを採用時にアピールすることで、求職者の人気が高まります。
求職者に人気があれば、より多くの求職者が企業に応募することになり、優秀な人材確保にも大きく貢献できるのではないでしょうか。

新たなアイディア発見に繋がる

ノマドワークは在宅やカフェなどで業務を行うだけではなく、出身地や旅行力でも業務が行えます。
会社のオフィスでは閉塞的な考え方になり、アイディアも出にくい環境になってしまうのではないでしょうか。
社員に開放的な環境で業務をさせることで、今までには浮かばなかった新しいアイディアが発見できるかもしれません。
例えば、旅行会社の企画部門の部署でノマドワークを導入した場合、観光地に訪れ、その観光地で業務を行う中で今までになかった新しいニーズの発見ができるなど、ノマドワークの可能性は壮大です。

まとめ

ノマドワーカー 推奨 今回は、ノマドワーカーについて紹介しました。
コロナ禍・ストレス社会・不景気など生きづらい時代にこそ自由な働き方は必要ではないでしょうか。
会社のために自分の自由を犠牲に働くのもとても重要ですが、自分自身の働きやすさ、プライベートの充実も同じように大切です。
ノマドワーク
まだノマドワークを実施したことのない方が、いきなり他の地域で仕事を始めるのはハードルが高いかもしれません。
まずは身近な落ち着く場所から取り入れてみて、広げていけそうであれば順次拡大してみてはいかがでしょうか。

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