健康経営の具体的な中身を知りたがる新卒者と転職者
いつかはうちも健康経営をしなくちゃなという時代はすでに終わりを迎えています。今は最優先で健康経営を進めていかないと、欲しい人材を取れなくなっていることに気付いていますか?世間に取り残されないように気を付けましょう。
自分を高めるよりも自分の健康を維持したい従業員たち
従業員たちの意識はどんどんと変わってきています。昭和の頃は、安定を求める人が多く定年まで働ける職場を探していました。そこからだんだんと変わってきて、安定よりも自分の力を高められる場所がいいという人も増え、安定志向の人たちと二極化してきたのが、平成です。
そして令和になり、いえ、2020年になって大きく意識が変わったのが、職場環境をどれだけ従業員のために考えているのかというところです。
働き手はこれまで健康面についてを会社に求めることはありませんでした。ですが新型コロナウイルスが流行りだし、感染防止をするために会社がどんなことをしてくれたのかというところも見るようになっています。コロナ前と変わらない職場環境のまま仕事をしろと言ってくる会社に対して、不信感を覚えている人も多いでしょう。
今は経済が悪化しているため、よほどのことがない限り自分からは退職を考えることはないかもしれませんが、少なくてもその人の周りの人に対して、自分が勤めている会社はこんなに酷い所だということは言っているはずです。
そんなところ人、新卒者や優秀な人材が就職をしたいと言うでしょうか?
健康経営がもたらす従業員の変化

健康経営を行っていない会社ではわからないことだと思うのですが、実際に初めてみると職場環境が以前とは変わっていっていることに気付くことができます。
政府が打ち出している働き方改革と健康経営は連動しているところがあり、初めは戸惑いがあるものの整備し始めてくると、従業員たちが生き生きしてくるというところには変わりがありません。もちろん、初めからこういった効果が現れるわけではないのですが、健康経営が成功している企業の従業員は、それ以外の企業に勤める従業員とは違っています。仕事に対して前向きになりますし、その企業を辞めたいという気持ちにもならないため定着率が上がるという効果もすでに出ています。
健康経営は宣伝効果にもつながる

健康経営に対して真面目に取り組もうとすると、どうしても初めは投資が必要になります。これまでとは違う経営の仕方に変えるわけですから当然ですよね。そのため、健康経営に踏み込むことのできない企業もたくさんあります。
ですが、実際に健康経営を始めた企業は、確かに健康経営に対しての出費がかかるものの、それ以外の面での出費が抑えられていることに気付きます。例えば広告宣伝費、採用コストなどです。
それはどうしてでしょうか?
健康経営を真面目に取り組むと、世間や従業員が評価してくれるからです。今、世の中は「健康」に対しての関心度が高く、「従業員の健康」に取り組んでいる企業をよく取り上げています。従業員も同じで健康に対しての関心度が高いため、企業を評価しますし、周りの人に対しても自社を褒めるようなことを話すようになり、自社への転職者を口コミで広げてくれるのです。
口コミで応募してくる人たちは、優秀な人材や新卒者が多いため、採用コストをかけずにほしい人材を手に入れることができるというわけです。
健康経営の具体的な内容を知りたい新卒者と転職者

以前は採用の面接を行っている時に、面接者から「どんな健康経営をしているのですか?」というような質問を受けることはなかったかもしれません。ですが、「健康経営」の認知度が高まる一方で、企業によってその手段が千差万別だということも一般の人に知れ渡ってきています。そのため、面接者から質問が出るというわけです。
また、こういった質問をしてくる面接者は、健康経営がどういうものなのかを知っている人物であり、優秀な人材であるという可能性も高く、採用側としては見逃すことのできない人材です。
「どんな健康経営をしているのですか?」
について、ちゃんと応えられるような健康経営をしていきたいものです。
これからの企業の在り方とは
「健康」に関心を持ち始めた働き手は、健康と仕事が両立できることも理解し始めています。そうなると、従来通りの経営の仕方では新しい人材を取り入れるには厳しくなっていくというのは目に見えていますよね。
さらに「健康経営」に関しても、どの程度取り組んでいるのか、どんなことをしているのかにも関心が集まるようになってきているので、表面的な健康経営では立ち行かなくなっています。
優秀な人材、若い人材を積極的に採用していきたいと思っているのであれば、採用コストを上げるのではなく、その費用を健康経営に回してみてはいかがでしょうか?
これまでとれなかったような人材を捕まえることができるかもしれません。