• 就職/転職
  • 2022.01.06 (最終更新日:2022.03.27)

Uターン転職とは?近年注目されている理由と決断する人の意見とは

目次

落ち着いた生活と仕事を求めて

Uターン転職 難しい

東京を中心に、大都市と呼ばれる地域は地方から移住してきた人たちが多く住んでいます。
地方から大都市に移る人の目的は、一般的に仕事を求めていることが挙げられます。

大都市に移り住んでも生活が合わなかったり、疲れてしまったりしている人も少なくなく、地元に戻って落ち着いた生活を求めている人も少なくありません。

今回はそういった都心から地方に戻って仕事をする、Uターン転職に焦点を当て、その意義やメリットを解説します。

Uターン転職とは?

Uターン転職 志望動機

ここからはUターン転職の概要と、その他の転職活動と何が違うのかを解説します。

概要

Uターン転職とは、「地方出身者が大都市の企業に就職した後、地元の企業に転職する」ことを指します。

Iターン・Jターン転職との違い

Uターン転職の他にも、「Iターン」や「Jターン」という就職・転職スタイルが存在します。
Iターン転職とは、大都市出身の人が地元の企業に就職した後、あえて地方の企業に転職するスタイルをいいます。

大都市で生まれ育ち、都会の生活に慣れているものの、プライベートが充実できない生活スタイルに疲れ、落ち着いた環境を求めてIターン転職をする人が増加傾向にあるのです。

一方Jターンとは、地方出身の人が、一度は大都市の企業に就職した後、転職先として地元に近い地方都市の企業を選ぶことを指します。
例えば、九州の田舎で育ち、東京の企業に就職した後に博多の企業に転職するケースがJターン転職です。

一度都会の生活に慣れ、地元付近に戻るとしてもそこまで生活様式を変更したくない人がJターン転職を選択する傾向です。

地方で働くメリットとは?

Uターン転職 理由

ここからは、地方で働くメリットについて解説します。

ワークライフバランスが保てる

大都市の企業に就職した場合、会社の近くに住みたいと思っても地価が高く、家賃を抑えるためにも少し離れた場所に住んでいる人も多いのが現状です。

地方では栄えた地域であっても地価が安く、会社の近くにも住みやすくなります。
会社の近くに住めれば、通勤時間を短縮でき、仕事以外の時間に自分の好きなことに使えるようになります。

休みの日だけではなく、勤務日でも自分の好きなことができれば充実した生活を遅れるようになるでしょう。

通勤ラッシュから解放される

都会の企業に勤める場合、毎日のように満員電車に乗って会社に通い、通勤だけでも疲れとストレスが溜まりやすい環境にあります。
しかし地方では、都会ほどの満員電車ではなく、余裕を持った通勤時間を過ごせるでしょう。

また、地方では家の駐車場代が安く、都心よりも車を持ちやすく、車通勤している人も多くいます。
通勤ラッシュから解放されるだけでも心と体のゆとりにつながり、安定した生活を送れるかもしれません。

物価・地価が安い

大都市で生活すると、食費や交際費、家賃にお金がかかってしまいます。
若手社員の場合、家賃が給料の3分の1ほど占めることが多く、食費や交際費を切り詰めなければ貯金ができない状況の人が多く存在します。

一方、地方での生活では、食費や交際費、家賃は大都市よりも低く、その分貯金や好きなことにお金が使えるのです。

子育てがしやすい

地方は自然豊かで、車の交通量も都会よりかは多くないため子育てがしやすい環境にあります。
また、特に都心では待機児童問題が深刻化しており、子供を保育施設に預け共働きしたい状況であっても実現できない世帯が多く存在します。

待機児童が深刻になっていない地域に移り住むことで、子供を預けられる可能性が高まり、子育てをしながら働けるのです。

自然豊かな環境で過ごせる

都心は何でも街にそれっていて便利な生活ができますが、自然と触れ合う機会は少ない傾向にあります。
また、都会で子育てをしている人は、地域によって環境は異なりますが子供を安心して遊ばせられる公園が少ないと感じている人も多いのではないでしょうか。

地方に移り住むと、都会よりも自然が豊かで子供を自由に遊ばせられる環境が整っています。

心に余裕が生まれる

都心のような人が多く、落ち着かない環境に身をおくと、気づかないうちに精神的な余裕が生まれなくなる場合があります。
特に満員電車での通勤は会社に行くのが嫌になってしまうほど大きなストレスのひとつになり得ます。

こうしたストレスを少しでも抑えるためにも、落ち着いた地域で心の余裕が生まれるのも地方でのメリットのひとつです。

地方で働くデメリット・注意事項とは?

Uターン転職 実家

次にUターン転職のデメリットをご紹介します。
以下の内容をしっかりと把握し、自身の生活スタイルに合うかどうか確認しましょう。

地方の生活が合うかわからない

一度都会の生活に慣れてしまうと、好きな時に何でも揃う便利な環境が当たり前になってしまうことがあります。

しかし、地方では都会のような便利な環境ではないことがほとんどです。
特に近年では、一瞬にして利用者が増えた食事宅配サービスは典型的な例と言えます。

都心では、利用できる店舗と配達員豊富に揃っていますが、地方では店舗も配達員数もかなり少ないのが現状です。
都会の生活と地方の生活どちらが合うのかを一度明確にしてから転職を考えましょう。

都会よりも情報量が少なくなる

現代ではインターネットの普及により、都会と地方の情報量の差は縮まっているものの、映画館の数や音楽イベントの数が大都市の方が圧倒的に多いのが現状です。
また、オープンセミナーや講演会、就職・転職説明会などのビジネスに関わるイベントの開催も都会の方が豊富に備わっています。

こうしたイベントに参加したい場合は、都市部に出る必要があり、そういう生活でも問題はないか気持ちを整理しておきましょう。

働き方が変わるとは限らない

都会での仕事に疲れ、地元に戻って転職を考えた場合でも、転職先で働き方が変わるとは限りません。
地方でも満員電車に乗ったり、プライベートが充実しなかったりする可能性はあります。

地方に移ることで生活の変化は期待できますが、働き方や働く環境が変わるかはその企業によって異なります。
事前に転職を考えている企業の働き方や働く環境を調べておく必要があるでしょう。

地方での就職を希望する人が増えている理由

Uターン転職 よかった

次に近年でUターン転職を希望する人が増えている理由について解説します。

リモートワークが普及した

コロナ禍の影響でリモートワークが普及したのは記憶に新しいのではないでしょうか。
このリモートワークの普及は、都市部に住んで働かなくても取引先と会議をしたり、都心の企業と遜色のない仕事ができたりすることが明確になるきっかけとなりました。

都市部に拠点を置く企業では、オフィスの規模を縮小させて、従業員が地元に戻って仕事をできる制度を導入しているケースがあり、働き方はより自由度を増しています。
こうした時代の流れによって、都心に住んで仕事をしなければいけない理由が希薄になり、地方に戻って仕事をしたいと考える人が増えたのかもしれません。

地方の企業がUターン転職の採用を強化している

時代の流れで地方に移りたいと考える人が増加傾向にあり、地方の企業はより優秀な人材を確保するためにUターン転職の採用を強化しています。
都市部の企業に勤めていた人が、地方の企業に入りやすくなっている環境もUターン転職が加速している理由のひとつです。

自治体の制度が豊富になった

都市部から人の移住を増やそうと努力している企業が多く存在します。
そういった地域の自治体では、子育て支援の制度を豊富にさせ、子育て世帯が生活しやすい環境を提供したり、地元企業と連携してUターン転職者の支援を行ったり工夫しています。

子育てにかかる費用や、生活費を補填してくれる制度が整っている地域もあり、こうした制度が地方に戻る人を増加させている要因のひとつかもしれません。

Uターン転職を決断する人の意見

Uターン転職 面接

最後に、Uターン転職を決断した人が何を決め手にしたのかをご紹介します。
地元から都心の企業に就職したものの、以下のような気持ち・悩みを抱えてい方はUターン転職を検討してみてはいかがでしょうか。

都会の仕事・生活に疲れた

Uターンを選択した人の多い意見として、都会の仕事や生活に疲れてしまったことが挙げられます。
学生生活を地方で過ごした方は特に、満員電車や人の数が多い環境に疲れを感じやすい傾向にあります。

便利な生活に付随して落ち着かない環境にある大都市での生活に疲れを感じてしまったら、Uターン転職を検討してみましょう。

プライベートが充実した生活を送りたいから

働き方改革で公私の充実が実現している人が増えているものの、まだ変化がない人も多く存在します。
地方での生活では、通勤時間を短縮できたり家賃を抑えて好きなことにお金を使えたりするのでプライベートの充実が期待できます。

より自分らしく、好きなことにお金と時間を使いたいと考えている人は、地方の生活の方が望んだ生活が送れるかもしれません。

地元の方が経済的に楽だから

都会での生活では、将来のためにも貯金をしておきたくても、物価と地価の高さによって生活費を圧迫してしまう傾向にあります。

リモートワークの普及によって、地方でも大都市と遜色のない業務が行えることから、より経済的に楽な地方に移り住むことを決断する人が多くなっています。

働いている企業に不満があるから

都心の企業は規模が大きく、多くの従業員を抱えている会社が多く存在します。
こうした大規模な企業では、顧客の規模も大きく、社員一人ひとりへの関心が薄れてしまうこともあります。

地方の企業は、都心の企業よりも会社と顧客の規模が小さい傾向にあり、あえて小規模な組織を求める人も少なくないのです。

まとめ

Uターン転職 きっかけ

今回はUターン転職にスポットライトを当て、地方で働くメリットやデメリット、またUターン転職を決断した人の気持ちを紹介しました。
現在は、大都市に拠点を置く企業の仕事を都心に住まなくても行える時代です。

働き方が自由になってきており、就職先・転職先の選択肢は少し前よりも幅が広がっています。
自分の気持ちに素直になって、自分らしい生活が送れるのは大都市か地方か改めて見つめ直してみましょう。

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