株式会社NTT東日本-北海道はどんな企業？実際に行っている社会貢献や健康経営の取り組みを紹介

NTTという単語はテレビCMや広告など日常生活で目にすることが多くあります。しかし、何をしている企業なのか、どのようなサービスを提供しているのかを理解している人は少ないでしょう。

今回は株式会社NTT東日本-北海道がどのような企業なのかについてご紹介します。 働きやすさも魅力的なので、転職活動中の方もぜひチェックしてみてください。

株式会社NTT東日本-北海道は具体的にどのような企業なのでしょうか。ここではNTT東日本-北海道の会社概要やサービス内容などについてご紹介します。

NTT東日本-北海道について

NTT東日本は、北海道～南関東までの東日本を総括して通信ネットワークを支えています。地域ごとに事業所があり、その中でNTT東日本-北海道は北海道全域の通信ネットワークの設計・構築・運用・保守など全ての過程を24時間365日体制で管理しています。

東日本全体を情報通信のために光ケーブルで繋いでおり、その長さは合計76万kmで地球19周分に相当する長さです。私たちが普段電話やインターネットで遠くに住む人達と連絡を取れるのは、このケーブルで繋がれているためです。

NTT東日本-北海道は1988年12月22日に設立されました。本社は札幌市中央区に構えています。資本金は4,000万円で、社員数は2021年4月の時点で1,688名と多くの社員を抱えています。

NTT東日本-北海道のサービス内容は？

NTT東日本-北海道のサービス内容は、主に電話・ネットワーク回線・WiFi・クラウド活用・アフターサポート・ネットワークセキュリティ・情報通信機器の販売等です。

個人向けには、固定電話の設置や引越し時の変更の手続きなどの対応のほか、フレッツ光回線の販売や開通工事からアフターサポートまで担っています。また、結婚・誕生日といった祝福のメッセージや、葬式などのお悔やみのメッセージを電報で届けられる「祝電・弔電」のサービスも提供しています。

19時までに申し込めば全国当日配達が可能で、急な祝い事・弔事にも対応できるでしょう。ネットワークだけでなく、心で全国各地に繋がれるサービスです。法人向けでは、オフィス用に2つの回線を利用できたり、最大300件の同時発着信ができたりする電話サービスを提供しています。

ほかにもオフィスや店舗用のインターネット回線や集合住宅向けに全戸共通のフレッツ光加入プランなども契約できます。

とくに集合住宅でのインターネット無料設備は人気の設備です。2019年の全国賃貸新聞社の調査によると、1番人気の設備は単身・ファミリーともにインターネット無料設備という結果があります。集合住宅オーナーの方におすすめのサービスです。

また、WiFiを契約する際、店舗やオフィス・農業・工場・観光地など、企業の用途に合わせたサポート付きプランが多数あり、業務効率化も可能です。

NTT東日本-北海道は、健康優良経営企業の上位500以内に入っており、ホワイト500に認定されています。ここでは、実際の労働環境や採用の際の募集要項について見ていきましょう。

コンサルティング営業・SEの業務内容とは

コンサルティング営業・SE部門では、NTT東日本グループが構築した通信インフラを利用して新たな価値を生み出すことを目標にさまざまなことに取り組んでいます。パートナー企業と連携して地域をより活性化させるために、情報通信技術を駆使して経営課題を見極め課題解決に導くことが主な業務です。

情報通信技術を利用することで、パートナー企業も気が付かなかった課題を発見し、より大きなビジネスを展開することができます。自社構築のインフラを利用して社会貢献していくやりがいのある業務でしょう。

グループ会社エンジニアの業務内容とは

エンジニアの業務内容は、NTT東日本全体の軸となる情報通信インフラの設計・構築・運用・保守です。北海道内の通信回線を支えており、24時間365日体制でサイバー攻撃からネットワークを守っています。

エンジニアの技術がなければ、コンサルティング営業・SEが行っている地域活性化も不可能なため、NTT東日本全体の心臓ともいえる部門でしょう。

ホワイト500認定の働きやすい環境

NTT東日本-北海道は健康経営に取り組んでおり、2021年度はホワイト500にランクインしています。週休二日制の徹底しており、有給消化率は80%越えとメリハリをつけて働きやすい環境です。

休日・休暇を充分にとる以外にも、健康第一の労働環境を整えるために以下の内容に取り組んでいます。

• 長時間労働の防止
• 柔軟な勤務時間体制
• 健康診断の充実
• 保健指導の実施
• メンタルヘルスケアサービス
• がん治療と仕事の両立を応援

長時間労働を防止するため、PCのログオン・ログオフの時間をシステム上に記録することで社員一人ひとり労働時間を可視化しています。長時間労働者には助言・指導や、産業医による面談を行うようです。

さらにフレックスタイム制度やリモートワークを活用することで、時間や環境に柔軟な働き方が可能です。また健康診断を充実させ、診断結果によっては保健指導を実施しています。

自社の情報通信技術を利用した特定保健指導や、健康保険組合と連携した「NTT健康ポータルナビ」を活用しているようです。NTT健康ポータルナビでは、ウェアラブル端末を利用して日々の歩数やバイタルデータを記録・確認できます。自身の健康状態に向き合う時間が増えることで、健康への意識もさらに向上させられるでしょう。

福利厚生は？

NTT東日本-北海道では、ワークライフバランスを大切にしながら働くために、カフェテリアプランの福利厚生を設けています。カフェテリアプランのメニューは以下の通りです。

• 社宅や寮の利用
• 住宅補助
• 宿泊施設・フィットネス施設・アミューズメント施設の利用権
• 人間ドッグやメンタルヘルスの受診
• 育児・介護支援
• 食堂などの厚生施設利用

社宅や寮等住宅に関する支援が充実しており、家賃をかなり節約できるところが魅力です。住む都市によっては、家賃は非常にお金がかかるため、浮いた家賃の分を貯蓄や自己投資など有効に利用できます。

また、宿泊施設やフィットネス施設、アミューズメント施設の利用権もあるため、休日・長期休暇中も充実した日々を過ごせるでしょう。育児・介護支援もしているため、働き方をライフステージに合わせて柔軟に変えられます。

そのほか、社員の健康増進のための定期検診など多くの福利厚生が用意されています。

NTT東日本-北海道は、自社の利益を追求するだけでなく、環境保全や地域活性化などの社会貢献にも取り組んでいます。今回はNTT東日本-北海道が取り組む社会貢献の内容についてご紹介します。

NTT東日本-北海道の環境保全の取り組み

NTT東日本では、環境負荷軽減のために6つの環境基本方針を定めています。 持続可能な社会を目指して、CO2の排出量を削減や循環型社会の実現に取り組んでいます。実際に、CO2の排出量削減と酪農の人手不足を同時に解決するべくパートナー企業とともに「ビオストック株式会社」を立ち上げました。

ビオストック株式会社では、酪農で出たふん尿を自動で処理するバイオガスプラントの設置を推進しています。
バイオガスプラントはふん尿の処理を簡素化し酪農の人手不足を補うだけでなく、有機肥料やクリーンエネルギーを生み出すことができます。

脱炭素によってCO2削減にも繋がり、循環型社会を目指せる素晴らしい取り組みです。

子どもたちに向けたネット安全教室

最近は、小学生未満の子供たちも動画サイトなどでインターネットを利用しています。それとともに、インターネットトラブルに子供が巻き込まれることが非常に増えたことが問題視されています。トラブルを未然に防ぐためにインターネットの安全な使い方の指導が必要です。

NTT東日本-北海道では、平成16年よりデジタル機器を通じたコミュニケーションでのマナーについて、小学生向けに出張授業を実施しているようです。
子供たちが危険なトラブルに巻き込まれるのを防ぐために社会貢献していることがわかります。

地域活性化のために道内のお祭りに参加

NTT東日本-北海道は、地域を活性化させるために各地域ごとのお祭りに北海道内の支店が参加しています。例えば函館港まつりには北海道南支店、旭川夏祭りには北海道北支店が参加し、市民との交流を図っています。

とまこまい港まつりでは苫小牧支店が毎年参加しており、祭り中に開催されるパレードではファッション賞を受賞した経験もあるなど祭りを大いに盛り上げているようです。ほかにも釧路港舟漕ぎ大会や、くしろ港祭りなど道内各地のお祭りに参加しており、地域と強く結びついています。

今回は、株式会社NTT東日本-北海道が取り組む健康経営や社会貢献について紹介してきました。情報社会の現代では、情報通信技術は生活の基盤となっており、なくてはならならない存在です。

独自の情報通信技術で地域や人を結ぶだけでなく、地域活性化のためにパートナー企業のビジネスを展開させたり、環境保全などの社会貢献に取り組んだりしています。人々の生活の基盤から活性化まで関わるため、非常にやりがいがあるでしょう。

それだけでなく、社員が健康を優先して働く環境を整えるために、豊富な福利厚生や休日が揃っています。ワークライフバランスを重視した働き方をしたい方にはうってつけの職場です。

仕事だけでなく、充実したプライベートや環境保全、社会貢献にも興味がある方は株式会社NTT東日本-北海道の募集にエントリーすることをおすすめします。