• 健康経営
  • 2022.07.12

産後の仕事復帰が不安!復帰後の働き方やおすすめの転職先・企業の選び方をご紹介

赤ちゃんと家族
目次

女性は妊娠・出産をきっかけに、仕事を1度お休みして育児に専念する人もいるでしょう。しかし、最近は子供がいても共働きを選択する夫婦が多く、産後に仕事復帰する女性が増えています。 長い間休んでいると、仕事復帰した時に今まで通り業務をこなせるのか、自分のポジションやキャリアはどうなるのかなど不安になるでしょう。

今回は、産後の仕事復帰の際に抱えやすい働き方や、その後のキャリアなどについての不安を解決していきます。 出産の予定がある方や産後の仕事復帰について悩みがある方の参考になれば幸いです。

産後の仕事復帰について

赤ちゃんを抱えて悩む母親

産後いつ仕事に復帰できるのか、どのような働き方であれば仕事と育児を両立できるのかなど、さまざまな疑問があるでしょう。 ここでは産後の仕事復帰に関する疑問や不安などを解消していきます。

産後はいつから働ける?

産後の仕事復帰ができる時期は、労働基準法で定められており、最短産後6週間で復帰可能です。希望すれば8週間まで伸ばすことができ、その後原則1年間の育休も取得できます。しかし、出産は全治2ヶ月の交通事故を負った状態と同じであると言われています。最低でも2~3ヶ月は安静にしておくことが理想でしょう。

また、出産後は赤ちゃんに3~4時間おきにミルクをあげる期間が3ヶ月ほど続きます。赤ちゃんによりますが、夜泣きが酷い場合は夜泣きの対応に追われるなど、慢性的な睡眠不足に陥るケースが非常に多いです。無理に数ヶ月で復帰するのではなく、体調に合わせて1~2年ほど、育児が安定するまではゆっくり過ごすことが理想です。

産後におすすめの働き方とは

産後に仕事復帰した後も、やはり育児優先で、子供に何かあった時はすぐに駆けつけられるのが理想的です。とくに子供が小さいうちは、長時間保育園に預けると寂しい思いをさせてしまうため、あまり帰りが遅くならないように働くのがおすすめです。夜遅くまで残業したり、休日出勤をしたりすることは難しいため、時短勤務などの制度を活用しましょう。

また、子供は免疫力は低いため風邪をひきやすく、突然発熱することもあります。 そのため、緊急時にすぐに休めたり早退できたりするなど、柔軟に対応できる働き方がいいでしょう。

産後のキャリア形成

産後は自由に働くことが難しいため、どのようにキャリア形成をしたらいいのか悩む人が多くいます。産前も仕事をしていた人は、復帰後もある程度の仕事をこなせるでしょう。子供に手がかかる数年間は育児の優先度を高くし、子供に手がかからなくなってくる小学校入学後などから、少しずつ仕事の比率を高くするのがおすすめです。

仕事は無理をしない程度にできることをこなして、産前のペースを取り戻すことを優先するとバランスが取りやすくなります。子供に手がかからなくなった頃にはどのようなキャリアを築きたいのかを考えておくと、そのためにやるべき事が見えてくるでしょう。

大切なことは、仕事と育児の両方を完璧にこなそうとするのではなく、優先順位を考えて仕事と育児の比率をその都度変化させることです。

仕事復帰前に準備しておくべきことは?

考える女性

数ヶ月の間仕事をせずに家事や育児をしていると、仕事をしていた頃の生活リズムを忘れやすいです。 また、子供の預け先など新たな問題も出てくるため、復帰前に準備すべきことを確認しましょう。

保育園など子供の預け先を決める

復帰時は夫婦共働きとなるため、仕事中は子供の預け先を探すことから始めます。 両親などほかの家族に頼れない場合は、保育園などの公的機関を利用することになるでしょう。しかし、現在待機児童が問題になっているように保育園や保育士の数が足りていません。そのため、働く直前から保育園を探し始めるとなかなか見つからず、復帰までに間に合わない可能性があります。

0歳児の方が保育園に入りやすいため、保育園に預けることが確定しているならば、妊娠中など早めに探すのがおすすめです。

家事の負担を減らす工夫をする

仕事復帰後は退勤後に子供を迎えに行き、帰宅後は子供のお風呂やご飯の支度などで、平日は非常に忙しくなるでしょう。そのため、掃除や洗濯、料理などの家事が負担に感じます。復帰前に時短家電を用意したり、夫婦で家事の役割分担をしたりしておくなど、家事の負担を減らす工夫をしましょう。

共働きでも女性が時短勤務に切り替えると、どうしても女性に対する家事や育児の割合が高くなるケースが多いです。時短勤務とはいえ帰宅後も家事や育児といった、やらなければいけないことに追われるため、パートナーと協力して乗り越えましょう。

自分の身なりやコンディションを整える

産後は子供の世話で忙しく、一人の時間があまり取れません。外出の際も常に子供優先になるため、1人で美容院に行く暇がない人も多いでしょう。そのため、復帰前に美容院に行って身なりを整えたり、仕事内容を覚えているか確認したりなど、自分のコンディションを整えることも大切です。

産後・育児中も仕事しやすい転職先の選び方

オフィス街を歩く女性

出産をきっかけに、産後のことを考えて退職する女性も多いでしょう。復帰時に新しく転職先を探す場合、育児中も働きやすい体制を整えている企業に転職したいものです。 ここでは、産後・育児中も働きやすい転職先の選び方についてご紹介します。

産休・育休の利用と復職の実績があるか

産休・育休制度はほとんどの会社に設置されており、全ての労働者に取得する権利があります。しかし、取得実績がなかったり取得しにくい環境だったりと、制度が設置されているだけになっている会社もあるようです。実際に入社してみると、産休・育休を取得しずらい雰囲気だったり、取得できてもそのまま退職を促されたりするなど、思い描いていた労働環境とは異なる可能性があります。

妊娠・出産を考えている場合は、既に産休・育休の利用と復職の実績がある会社に転職するのがおすすめです。実績があればスムーズに産休・育休を取得できる可能性が高いでしょう。また上司も取得経験があるため、復職後も育児と仕事の両立に対する理解が得られやすいです。産休・育休を取得した人のうちどのくらい復職しているのか、データを出している会社がいいでしょう。

子育て中の女性が在籍しているか

育児と仕事の両立が難しい会社であれば、社内に育児中の女性はほとんどいないでしょう。子育て中の女性が在籍していれば、育児しながら働ける環境であることを裏付ける証拠になります。とくに、管理職に子育て中の女性がいると急な休みなどの融通が効きやすいため、チェックしてみてください。

自宅や子供の預け先から近い場所にあるか

復職後は会社に出社して働く場合、仕事中は子供を保育園や親戚の家などに預けなければなりません。そのため、自宅や子供の預け先の近くにある会社であるかは非常に重要なポイントです。 退勤後は子供を迎えに行かなければならず、遅くなると延長料金を取られるケースもあります。仕事が終わったあとはすぐに迎えに行けるように、保育園の近くの会社かテレワークができる会社にするといいでしょう。

休みや勤務時間の融通が効くか

子供が小さいうちは体が弱く、風邪をひきやすいです。仕事中に熱を出して保育園から迎えに来るように呼ばれたり、夜中に熱を出して次の日急に休まなければならないこともあります。そのため、会社を休んだり早退したりすることが増えるでしょう。子供の体調にあわせて柔軟に休みや勤務時間を調整してくれる会社がおすすめです。

フレックスや在宅勤務など、柔軟な勤務スタイルか

会社に出社しなければならない場合、保育園への送迎や通勤時間などが、体の負担になります。在宅勤務ができれば通勤時間がなくなるため、保育園への送迎のみで済み、時間の余裕が生まれるでしょう。

もし、子供が風邪をひいた時も自宅で子供を見ながら仕事ができるため、会社を休まなくてよくなります。また、子供が早退する時もフレックス制度があれば、子供に合わせて勤務時間を調整できるため非常に便利です。

自分が好きな仕事か

自分が好きな仕事であれば育児と仕事の両立を楽しめるでしょう。産後は子供が生まれる前のように、退勤後ゆっくり自分のために過ごす時間を取ることが難しくなります。必然的に子供の世話をする時間が多くなります。また、パートナーの帰りが遅いと大人と話す時間が減り、孤独を感じる女性は少なくありません。

仕事が好きであれば、仕事中は楽しんで過ごせるため育児の息抜きになります。仕事仲間とコミュニケーションをとるため孤独を感じることも少ないでしょう。そのため、子育て中も楽しく続けられる仕事内容を選ぶことがおすすめです。

健康経営優良法人に認定されている

健康経営とは、社員の健康を向上させることに投資をすることで会社の利益を上げる経済戦略です。健康経営を実施している企業は社員の健康を第一に考えています。残業時間の短縮や休日・休暇を積極的に取得させるなど、ワークライフバランスが整った労働環境であるケースが多いです。

また、育児中の女性が働きやすい環境を整えている会社が多くあります。健康経営を実施している企業のうち、とくに良質な健康経営を行う企業に対して、経済産業省は「健康経営優良法人企業」を認定しています。そのため、健康経営優良法人企業に認定されている企業から選ぶといいでしょう。

くるみんやえるぼしに認定されている

くるみんとは、一定の基準を満たし厚生労働省から「育児サポート企業」認定された企業です。くるみんに認定された企業は女性の育休取得率が75%以上であることや、男性の育休取得率も最低7%以上あることなどが定められているため、共働きの夫婦も協力しながら育児しやすいでしょう。

えるぼしとは女性の職業生活における活躍について定められた法律に基づき、女性が活躍しやすい環境づくりに積極的に取り組む企業を認定する制度です。女性の管理職を増やすことや多様なキャリアコースを用意することなど、5つの基準があります。そのうち少なくとも3つ以上満たさなければ認定されません。子育て中も仕事で活躍したい方は、くるみんとえるぼし、両方に認定されている会社がおすすめです。

産休・育休から復帰後も働きやすい会社を選ぼう

今回は産休・育休から復帰する際にでてくる疑問や不安を解消し、子育て中も働きやすい会社の探し方についてご紹介しました。 健康経営優良法人に認定されていたり、くるみんやえるぼしに認定されていたりと、育児と仕事の両立に理解がある会社は多くあります。 子育て中は出産前のように長時間働くことが難しくなるため、上司に育児経験のある人がいる会社を選ぶなど、育児と仕事を両立するために復帰前から計画しましょう。

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