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  • 2022.08.18

【転職活動】面接官に伝わる志望動機とは?抑えるべきポイント、回答例もご紹介

面接を受ける女性
目次

転職活動において、定番の質問である志望動機。しかしいざ志望動機を考えても何を話せばいいか迷ってしまう人もいるでしょう。転職活動を成功させるには、ポイントをおさえた的確な志望動機を伝えなければなりません。そこで今回は転職活動で役立つ志望動機を考えるうえでのポイントや回答例をご紹介します。

面接で志望動機を聞かれる理由とは?

履歴書
企業が志望動機を問う理由は2つあります。面接官の意図をおさえた志望動機を伝えられれば、面接をスムーズに進められるでしょう。志望動機を考える際の参考にしてください。

志望度を確認する

求職者の熱意から入社後も意欲的に頑張ってくれそうか、長く活躍してくれそうかを判断します。志望度の高さを感じられないと、他の会社でもよいのではないか、すぐに辞めてしまうのではないかと疑われ、採用に至らない可能性もあるでしょう。

面接官に志望度が高いと感じさせるためには、企業情報をあらかじめしっかりと調べ、自身とのマッチポイントを整理して伝えましょう。熱意をこめるだけでなく、どうしてその会社を選んだのか・その会社でなければならない理由を述べることが大切です。具体的な志望動機によって面接官に志望度の高さを伝えます。

社風や企業理念とマッチするか

企業の社風や方針にあわないと、個人の力が最大限に発揮されません。また社風や企業風土とのミスマッチによって、モチベーションが低下したり早期退職につながったりするので、面接官は特に注意して見ているでしょう。企業そして求職者にとっても満足のいく採用活動のためには、社風や企業理念にあうかを面接段階で判断することが重要です。

応募企業の社風や企業理念をあらかじめ把握しておくことはもちろん、自分のスキルや性質を踏まえてどのように貢献できるかを提案することが大切です。自分の役割を理解して、企業の社風や理念とのマッチポイントを伝えます。即戦力になりそう、貢献度が高そうと面接官が判断すれば、その後の面接も有利に進められるでしょう。

面接官に伝わらない…志望動機の失敗例

頭を抱えるスーツ姿の女性
志望動機では、志望度が高いあまり、独りよがりになってしまうこともあります。入社意欲をアピールするための志望動機なので、その意図が伝わらなければ意味がありません。採用現場でたびたび見られる志望動機の失敗例を解説します。

自己PRが自慢話

前職の実績や経歴を伝えることは重要ですが、それに終始してしまうとただの自慢に聞こえたり、高慢な印象を与えてしまいます。自己PRのなかで大切にしたことや業務に対する考え方を述べることで、面接官に入社後実際に働いているイメージを持たせることが可能です。また自己PRを語りながら、しっかりと志望動機につなげるとよいでしょう。

企業のニーズと合致しない

求人内容や企業ホームページを読みこんで、応募企業のニーズに沿った志望動機を伝えましょう。企業と求職者のニーズのミスマッチは、仕事に対するモチベーションの低下や早期退職につながります。面接官も意識している点なので、志望動機を考える際にはしっかりと確認しておきましょう。

また志望動機では待遇に言及しすぎないよう注意が必要です。給料や社会保障、休みなどの待遇面は気になりますが、それらばかりを話題にあげては仕事に対する熱意を感じられません。志望動機はあくまで事業内容や仕事内容に沿った内容で伝えましょう。

意気込みだけで具体的なことや実績がない

漠然としていたり熱意だけで押し切ろうとしたりすることは、志望動機とはいえません。なぜその会社を選んだのかを具体的かつ論理的に伝えることが重要です。あらかじめしっかりと企業研究をして、求める人材やスキルを整理しておきましょう。そのうえで具体的な実績や業務経験を生かして今後どのような分野で貢献したいかを伝えると、説得力が増すのでおすすめです。 

退職理由と志望動機が矛盾している

退職理由と志望動機には一貫性を持たせましょう。志望動機と退職理由につながりが感じられないと、本当の理由が他にあるのではないか、すぐに辞めてしまうのではないかと不審に思われてしまいます。退職の理由から、それを叶えるためにこの会社を志望している、というように一連の流れで志望動機を伝えるとよいでしょう。

将来的に退職しそう…

起業や寿退社など、採用しても将来は退職しそうだとを思わせる将来ビジョンは語るべきではありません。業務内容や環境に触れ、応募企業のなかで働くイメージを持たせましょう。応募企業の利益にどのように貢献したいかを考えることで、具体的な将来のビジョンが見えてきます。

面接官の心をつかむ!志望動機の伝え方

履歴書を掲げるガッツポーズの女性


志望動機で面接官の心を掴むには、内容はもちろん話し方や面接に向かう姿勢も関わってきます。以下のポイントを意識すると面接を有利に進められるかもしれません。あらかじめ押さえておくとよいでしょう。

おさえるべきポイントは5つ

以下は志望動機のなかに盛り込みたい内容としてのポイントです。説得力のある志望動機にするために意識するとよいでしょう。 

1、退職理由はポジティブに

前職の退職理由を述べる際、たとえネガティブな理由であってもポジティブな内容に変換して伝えましょう。ネガティブな退職理由ばかりでは、応募企業側は消去法で選ばれたように感じ、採用しても嫌なことがあったらまた辞めてしまうのではないかという不信感につながります。

キャリアビジョンやライフスタイルをまじえて、ポジティブな退職理由を伝えるとよいでしょう。あわせて応募企業に貢献したいという熱意が表現できると効果的です。

2、転職軸を明確にしておく

退職から転職への流れを明確にしておくと、転職活動で大切にすることが見えてきて、有意義に転職活動を進められるでしょう。自らの体験やスキル、実績を振り返り、将来のキャリアビジョンと向き合います。転職する理由と将来なりたい姿を明確にしていれば、面接で志望動機や退職理由を問われても堂々と回答できるでしょう。

3、経験を生かしてどのように貢献できるか

応募企業で生かせるスキルや経験を伝えます。転職の面接の場合、採用に大きく影響するのは即戦力になりうると判断されることです。能力やスキル、前職での実績や価値観、熱意など、さまざまな要素で企業に貢献することをアピールします。ただし独りよがりな自己PRにならないよう注意しなければなりません。大切なのは自身の経歴や想いが就職先でどのように応用・活用できるかイメージさせることです。

4、どうしてその企業を選んだのか

応募理由は、志望動機のなかでも重要な要素です。伝え方次第で志望度の高さを感じさせることができるため、あらかじめしっかりとリサーチし、ほかの企業と差別化した応募理由を伝えましょう。経営理念やビジョンと関連づけると、企業とマッチした人材としてのアピールにつながります。また健康経営をはじめ、特徴的な社会的取り組みを推進している点に言及してもよいでしょう。それらに対して共感したり考えたりしたことを、自身の経験や想いをふまえて具体的に伝えると効果的です。

5、入社後のキャリアビジョン

実際に入社してから取り組みたいことを伝えます。自身のキャリアビジョンに照らし合わせて、入社後のキャリアを描いていることを話しましょう。そうすることで長く働く意志が伝わり、入社意欲の高い人材であると判断されるでしょう。また面接官が採用後の配属や成長をイメージしやすくなるので、その後の選考にも有利です。

適切な長さは2〜3分

志望動機を伝える際は大きな声でゆっくりと話しましょう。だいたい2〜3分で話せるように内容をまとめます。文字数にすると600〜900字が目安です。志望動機が複数ある場合は、それぞれの動機を効果的に面接官の記憶に残すため、3つ程度に絞るとよいでしょう。

意識すべき話し方

志望動機を話すときは論理的に結論から話しましょう。退職理由から転職活動の軸、その企業に入社したいと考えた経緯までを一貫して伝えることで説得力のある志望動機になります。結びとして入社意思をしっかりと言葉にすることも重要です。また丸暗記では棒読みになってしまい意欲が伝わらないことがあります。しっかりと練ってきた志望動機でも、実際の面接で話し言葉に変えたり、実例を交えたりするなどして、意欲的に伝えましょう。

志望動機を聞かれなかったときの対処法

面接で志望動機を聞かれなかったというケースもあります。志望動機は履歴書に記載されているので面接では聞かない面接官も多いようです。その場合は志望動機以上に聞きたいことがあると判断できます。志望動機を問われないからといって気を抜かず、とはいえ緊張しすぎることなく面接官の質問意図を汲んで誠実に回答することが重要です。

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思いつかなくても大丈夫!志望動機の回答例

メモをとりながらパソコンに向かう女性
志望動機では自身の強みや経験を踏まえて、志望度の高さと企業とのマッチングをアピールすることが大切です。しかしいざ志望動機を考えてもなかなかまとまらないという人もいるでしょう。以下の回答ポイントを参考に、自分なりの志望動機を練ってみてください。

事務・経理職

事務の仕事は書類作成や入力業務、電話や来客対応、ほかの社員の業務サポートなど多岐にわたります。また事務にも一般事務や経理事務、営業事務と職種によって業務内容が異なります。自身が目指す事務職の職種や業種を理解し、よりその企業の職種に対する意欲をアピールすることが大切です。

事務職に共通して求められるのはWord・Excelで資料を作成できるパソコンスキルです。それらを活用した迅速な事務処理能力も必要でしょう。さらに電話や来客対応のために基本的なビジネスマナーが備わっていると安心です。さらに経理事務なら経理の専門知識として、簿記資格や税務知識があると有利です。

どの企業にも事務職はあるので、どうしてその企業の事務職に応募したかを明確に伝えられるとよいでしょう。「御社の商品を愛用している」「以前から興味のあった業界でトップシェアを誇る御社に」など、その会社を選んだ理由をしっかりと伝えるようにしてください。

営業職

営業職は業界によってアプローチの方法が異なります。しかし数字を求められる点はどの業界でも変わらないので、前職で達成した具体的な目標やマーケティングの経験などをアピールするとよいでしょう。

コミュニケーションスキルやビジネスマナーは営業職で特に生かせるスキルです。また即戦力となりうることを伝えたり、応募企業の風土になじめる素直な印象を与えたりすることで、採用担当者に入社後の配属や活躍をイメージさせます。営業職は多くの企業に存在する部署なので、その企業に応募した理由や入社後に達成したいことを具体的に伝えるとよいでしょう。取扱商品や事業展開について触れると差別化を図りやすいです。

公務員

国や地方自治体に勤務し、社会を支える公務員業務。志望動機を述べるうえでは「社会貢献」という観点でアプローチすることが重要です。公務員の志望動機は一般的な内容になってしまいがちなので、自分の言葉で説明できるよう準備しましょう。公務員だからこそ実現できる理由を具体的に伝えることがポイントです。

公務員業務は各地域に存在するので、その地域の公務員に応募した理由を明確に伝えます。応募先での職務内容や取り組みを把握し、自分のやりたいことやこれまでの経験、スキルとのマッチングをアピールしましょう。さらに専門知識や人脈の広さなど、実際に働くうえで貢献できることを伝えると効果的です。

エンジニア職

近年、IT業界の求人募集は増加傾向にあります。積極的に未経験者を採用する企業も増えてきました。実務経験者なら開発実績や業務経験、スキルなどをアピールすることで、即戦力の人材として重宝されるでしょう。未経験者も関心の強さや仕事に対する意欲をアピールすることで、今後の活躍が期待され採用確率が高まります。

求人数の多い業界で重要なのはその企業に応募した理由を明確に伝えることです。企業情報をチェックし、提供するサービスや取引企業、事業展開についてその企業ならではの特徴をとらえ、志望動機に盛り込みましょう。共感する点や考えを自分なりに伝えることで志望度の高さが伝わります。

未経験からの転職

未経験者を採用する場合に企業が注目するのは、未経験分野に挑戦しようと思った理由と、前職で培ったスキルや経験の生かし方です。異なる業界や職種への転職でも、前職との共通点を見つけたり生かせる強みや実績をアピールすることで、採用担当者に就職後も活躍してくれそうだというイメージを与えられます。

志望度の高さが伝わり、企業とマッチングすることがわかれば、未経験分野でも転職は可能です。応募企業についてしっかりと情報を集め、ポイントをおさえた志望動機を練りましょう。

キャリアプランをかなえる転職のために


転職活動で役立つ志望動機のポイントや回答例をご紹介しました。後悔のない転職活動のためには、しっかりとしたリサーチと自身の深掘りが重要です。どうして退職したのか、退職後どのような自分になりたいのかを考えて将来的なキャリアビジョンに向き合います。転職活動において大切にする軸を明らかにしたうえで転職活動に臨みましょう。

健康経営を進める企業なら長く安心して働けるかもしれません。さまざまな企業・職種・業界を視野に入れてリサーチしてみてください。そして面接の際には、これまでの経験や強みを落とし込み、志望度の高さと企業とのマッチングが伝わる志望動機を伝えることが重要です。今回ご紹介したポイントを参考に、自分なりの志望動機を練ってみてください。

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