• 就職/転職
  • 2023.01.20

就職先の決め方のポイントはたった3つ!【就活前or内定後】パターン別にご紹介

就活中の女性
目次

「就職したい企業が見つからない」
「複数社から内定をもらったけれどどこに決めたらよいかわからない」
就職先の決め方に悩んでいませんか?社会人になると生活の大半を占めるからこそ、自分に合った就職先を慎重に選びたいものです。今回は後悔しないための就職先の決め方をご紹介します。

【就職先の決め方】これから就職活動をはじめる人

履歴書
これから就職活動をはじめる人は以下のポイントで就職先を決めるのがおすすめです。

①自己分析をする

自己分析とは、自分のこれまでの経験を振り返り、自分の強み・弱み・特徴を理解するための作業です。実際には以下のポイントで自身を振り返ります。

  1. 幼少期から小学校、中学校、高校、大学時代と順に振り返る
  2. そのときに起こった出来事と、自分がどのように行動して何を感じたか、何を得たかを思い起こす
  3. これまでの自分の行動と考え方や感じ方を振り返ることで、強みや弱み、潜在的な価値観を明らかにする
上記は自分史によって自己分析をする方法です。ほかにも、過去の自分に起こった出来事を心の充実度という視点で振り返るモチベーショングラフや、思考をクモの巣状に広げて深掘りするマインドマップなどの方法があります。いずれも自身を客観的に振り返って「なぜ?」と深掘りすることで、人生で大切にしている価値観を明らかにすることがポイントです。

価値観を明確にすることで、自分はどんな環境で働きたいか、どのような仕事に就きたいかが見えてきます。自己分析が的確に行われていれば、入社後に「やっぱり自分には合わない」と感じるミスマッチも生じにくいでしょう。自己分析の結果は就活の軸にもつながります。

②業界研究で志望業界をしぼる

業界研究とは、数ある企業のなかからそれぞれが属する業界の種類・特徴を調査します。実際には以下のポイントをおさえてで行うと効率的です。

  1. どのような業界があるのかを大まかに調べ、興味のある業界にしぼる
  2. 興味のある業界について、マーケットの規模や推移、代表的な企業の顔ぶれ、シェアなど業界全体の構造を把握する
  3. 業界について知識を深めるため、業界に属する企業ごとの違いや資本・提携関係、業績推移、成長見込みなどをリサーチする
志望業界をしぼることで、志望企業が選びやすくなるでしょう。自身のキャリアプランを描くためには、業界の安定性や成長性を探る業界研究が重要です。業界研究のためには、興味のある業界のホームページを見たり、新聞やニュースなどで最新の情報を入手したりする方法があります。また就職情報サイトでは各業界を解説する特設ページを設けているところもあるので活用してもよいでしょう。

③企業研究で志望動機を練る

企業研究とは、志望する企業を選ぶべく企業の事業内容や働き方を調べる作業のことです。実際には以下のポイントをおさえて行うとよいでしょう。

  1. 企業理念や資本、上場しているか、従業員数など企業の基本情報をチェックする
  2. 業態や事業内容、取引先などからどのような仕事ができるかをイメージする
  3. 採用情報や環境、制度から入社後の働き方をイメージする
  4. 業界内の位置付けや他企業との違いを見つける
企業分析は自分に合った企業を見つけるために重要です。企業研究を行うことで業務内容はもちろん、社風や社内環境の把握につながります。入社後のモチベーション低下や早期退職を防ぐためにも、しっかりと企業研究をして働き方をイメージしておきましょう。

企業研究を徹底すれば、志望動機にも説得力が増します。面接が進むごとにチェックされるのは「他社ではなく、なぜ自社を選んだのか」という点です。企業研究を行って他社にはないポイントや魅力をつかんでおくと、就職活動を有利に進められるでしょう。

【就職先の決め方】複数社から内定をもらっている人

面接中の男女
すでに複数社から内定をもらっている人は以下のポイントから就職先を考えてみてください。

①就活の軸に照らし合わせる

まずは自身の就活の軸に照らし合わせましょう。就職活動をはじめるときに自身の強み・弱み・価値観を明らかにする自己分析や、働くうえで大切にしたい・これだけはゆずれないと考える就活の軸が見つかっているはずです。改めて就活の軸に立ち返り、職場環境や事業内容がマッチしているかを考えます。就活の軸に沿わない就職先では、入社後にミスマッチを感じたりモチベーションが低下したりするでしょう。早期退職を招く原因にもなるので、まずは就活の軸を振り返ってみてください。

②企業規模から考える

従業員数や資本金、売上利益などをもとに企業規模から就職先を選ぶのも一手です。企業規模が大きい企業なら、事業形態が安定しているので長く働き続けられたり福利厚生や研修制度が整っていたりするケースが多くあります。また万が一配属先が合わないと感じても、異動によって別部署・事業に挑戦できたり転職時に有利になったりするかもしれません。就職先を選ぶときに、企業規模の大きな企業は有効な選択肢です。

一方、企業規模の大きさを魅力に感じない人もいます。自由度高くさまざまなことに挑戦したい人や若手のうちから積極的に事業を動かしたいと考える人には、企業規模の大きな企業は窮屈に感じられるかもしれません。企業規模の大きさは事業内容や社内風土を知る指標にもなります。自身の傾向に照らして企業規模を参考に考えるとよいでしょう。

③習得できるスキルからキャリアプランを練る

複数の就職先で悩んでいるなら、よりスキルが身につくと考えられる就職先を選ぶとよいでしょう。仕事をすればスキルや経験が身につきますが、就職先によって得られるものはさまざまです。手に職をつけられる仕事や特別な経験が得られる職業、転職しても生かせるスキルを身につけられれば、その後の人生の選択肢が広がります。

就職先を決めるときに大切にしたいのがキャリアプランです。将来の理想像を明確にして、実現のために具体的な行動計画を練るキャリアプラン。キャリアとは、仕事を含めた広く人生における経験をさします。どのような場所でどのような暮らしをおくりたいか、そのときにどのような仕事をしているのが理想的か、将来像を考えることが大切です。キャリアプランを考え、これから選ぶ就職先がその第一歩となるように選択するとよいでしょう。

就職先の決め方の決定版!多くの就活生が実践する就職先の決め方はコレ

スーツ姿の人混み
人材情報サービスを提供するキャリタス就活(株式会社ディスコ)が実施した「2024年卒11月後半時点の就職意識調査」によると就職先の決め方に以下のような傾向が見られました。就職先の選び方に悩んでいる人は参考にしてみるのもよいでしょう。

こだわりのポイントから決める

企業選びの軸としてよくあげられる「社風・人」、「仕事内容」、「給与・待遇」、「勤務地」、「企業規模」のうち、「社風・人」と「仕事内容」にこだわりをもつ学生が9割を超える結果になりました。また「給与・待遇」は2年前に比べ「強くこだわる」が7.6ポイント増加しています。「企業規模」にこだわる学生は、2年前から約5ポイント増加し、2022年は6割を超えました。これらはほかの項目と比較して大幅な増加です。働き方改革の推進や新型コロナウイルス禍の対応を受けて、より安定した企業に就職したいと考える学生が増えていると考えられます。

こだわりのポイントは人それぞれです。しかし自身がこだわるポイントと企業がマッチしていなければ、モチベーションの低下や早期退職につながります。なにを重視して就職先を選ぶかを明らかにして、しっかりと企業研究を行うことが大切です。

インターンシップや業界研究で興味を持つ

第1志望としている業界について、志望するに至ったきっかけは「インターンシップや仕事研究プログラムに参加して興味を持った」が半数を超え、圧倒的に多い結果です。インターンシップなどのプログラムに参加したり、業界について詳しく調べたりするなかで、自分の志向や適性を確認し、第1志望として意識するようになった学生が多いことがうかがえます。特にインターンシップへの参加は就職志望の強い動機づけになるようです。これから就職先を選ぶ人は、まずインターンシップへ参加して、さまざまな業界・企業を知ると選択肢も広がるでしょう。

見落としがちな就職先の決め方の注意点

頭を抱えるスーツ姿の男性
就職活動を進めるうえで、誰しも就職先を1社にしぼらなければいけません。ただし就職先を決めるときにやりがちな注意点があります。これらの注意をおこたると就職後のミスマッチにつながりかねません。以下の3つのポイントを意識して就職先を決めてください。

①出会った社員の「人柄」で決めない

人事やインターンシップで出会った社員に憧れて入社するのは要注意です。実際に企業選びの軸として多くあげられる「社風・人」ですが、就職活動で出会った企業の人が、その企業の「社風・人」に直結するとは限りません。入社後、実際に一緒に働く人はまだ見ぬ配属先の社員です。現場の社員と話ができるプログラムに参加したり、学生時代の先輩が所属している場合は社内の雰囲気や人間関係をたずねたりしてみるとよいでしょう。実際に出会った社員の人柄にひかれて「あの人のようになりたい」と感じるのはよいことですが、一緒に働けるかはわかりません。出会った社員の人柄を企業の「社風・人」と混同しないよう、慎重な就職先選びをしてください。

②福利厚生や内定条件をチェック

就職先を選ぶときに重視したい福利厚生や内定条件。給与や賞与、有休や育休などの条件・制度面をしっかりとチェックしておきましょう。想定年収が高くてもその多くはインセンティブで、基本給は低いというケースもあります。また制度が整っていても取得率が低ければ、実際には使いづらいこともあるでしょう。福利厚生や条件面は取得率など実際の数字も調べてみてください。

くるみんマークを取得している企業は育休取得の実績があります。子育て支援など一定の基準を満たした企業や法人が厚生労働省により認定されるくるみんマーク。制度の整備ばかりでなく取得実績も加味されるため、子育てに積極的に参加したいと考えている人や将来的には仕事と子育てを両立したいと考える女性はチェックしてみてください。女性の活躍推進という観点ではえるぼしマークにも注目するとよいでしょう。

③知名度の高さにとらわれない

就職先の決め方として重要なのは、自身の就活の軸やキャリアプランに沿った企業を選ぶことです。安定性や給与の高さという観点から、知名度や企業規模の大きい企業を選ぶ人もいるかもしれません。もちろん、就活の軸として「知名度の高い企業」や「給与が高い企業」をあげるなら就職後も納得して働けるでしょう。しかし「自由度高くさまざまなことに挑戦したい」や「若手のうちから積極的に事業を動かしたい」と考える人にとっては、必ずしも知名度や企業規模の大きな企業がマッチするとは限りません。

まずは自身の就活の軸やキャリアプランを振り返りましょう。将来の理想像を明確にして、実現のために具体的な行動計画を練る必要があります。知名度の高い企業は親や友人、先輩が強くすすめることもありますが、まずは自分がどのような暮らしを実現したいか、そのためにどのような企業に就職するべきかを考えることが大切です。周囲の意見も参考に、とらわれすぎずしっかりと考えてみてください。

健康経営優良法人もおすすめ

笑顔で仕事をするスーツ姿の男女
健康経営優良法人を選択の指標にするのも一手です。健康経営優良法人とは経営理念にもとづいて、従業員の健康維持・増進に取り組むことで業績や組織の価値向上につなげている企業のこと。経済産業省では健康経営銘柄制度を設けて、健康経営に優れた企業を選定しています。

健康経営優良法人では従業員の身体的・精神的健康の維持はもちろん、働き方改革やワーク・ライフ・バランスが見直され、健康かつ生き生きと働く職場づくりが行われています。福利厚生や社風を重視する人は健康経営優良法人をチェックしてみるのもよいかもしれません。ただし健康経営優良法人は一定のガイドラインのもとに認定されますが、取り組み方は企業によってさまざまです。企業研究などで企業のホームページをチェックしたり企業訪問で健康経営の取り組みについてたずねてみたりすると具体的な取り組みが見えてきます。自身の希望にマッチする就職先を選んでください。

後悔のない就職先の決め方|自己分析や就活の軸をしっかり組み立てよう


社会人になってから後悔しないための就職先の決め方についてご紹介しました。自分に合った選択をするためにはキャリアプラン設計や、自己分析が重要です。就職先の決め方に悩んだら、他者の意見や情報にまどわされず自身が最も重視することを考え直してみましょう。今回ご紹介した3つのポイントを参考に、後悔のない選択をしてください。

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