• 就職/転職
  • 2023.12.23 (最終更新日:2023.12.29)

役員面接でよい印象を残すには?逆質問でのアピール方法や気をつけたいことについても解説

面接を受ける女性
目次

役員面接となると、ここで失敗できない気持ちから緊張が高まってしまいますよね。限られた時間で自分の力を最大限発揮するためには、事前対策がカギとなります。役員面接についてあらかじめ知り、対策を立てることが必要です。

この記事では役員面接に向けて事前にやるべきことや見られているポイントを紹介します。これから役員面接を受ける人や、第一希望の企業に就職したいと考えている人は参考にしてください。

役員面接とは

面接会場に向かう男性 役員面接とは何か、意味や見られているポイントなどを知ることで、内定獲得までの攻略法が見えてくるはずです。役員面接に備えての最低限の備えとして頭に入れておきましょう。

役員面接の意味

役員面接とは就活における最終決定の場です。何度も選考を重ね、選りすぐった人の中から本当に採用すべき人かどうかを見極めます。採用権限を持つ役員による見極めの場であり、これまでの採用選考に携わった人とは異なる視点でジャッジするため、最後まで気が抜けません。

役員面接で経営に携わる人からの視点からも「ともに働くメンバーとしてふさわしい」とお墨付きをもらうことで内定を得ることができます。役員面接は最終的な意思確認だけだから大丈夫とたかを括っていると、容赦無く振るい落とされることになるので要注意です。

役員面接の所要時間と通過率

役員面接は最終決定の場です。企業としても採用には莫大な費用がかかっていることに加え、今後の利益や業績にも大きく関わってくるため絶対に失敗できないジャッジといえます。企業の質問内容や選考人数にもよりますが、慎重に行うため30分〜1時間程度であるケースが多く見られます。

企業の理念や社風に合うか、会社に利益をもたらすだけの力や能力があるかを経営陣の視点からじっくり確認する目的から、短時間では終わることはほとんどありません。例外として最終意思確認の場として役員との顔合わせと考えている場合、数十分で終わることもあります。

通過率に関しては同様に一概に何割と伝えることはできません。しかし「役員面接は最終意思確認でしかないから内定が確実!」ではないことは確かです。最後の最後まで気を緩めることなく、ジャッジされていることを念頭においてください。

役員面接で見られているポイント

役員面接で役員は以下の項目を軸に質問を展開し、見極めています。

  • 会社のビジョン・方向性とのマッチ度
  • 社風と合うか
  • 企業理念への理解度
  • 志望意欲の本気度
上記の共通点としていえることは、単なる業務遂行を超えた先を見通す力です。ここまで一次、二次選考では実際の業務を想定した現場ありきの質問がほとんどでした。実際に業務に当たる場合を想定した質問から、役員面接では経営ベースでの質問にシフトします。「いち現場社員としての目線」ではなく「企業存続をもかけた経営陣の目線」で求められているものは何か考えた上で答えることで好印象を与えることができます。

役員面接(最終面接)の質問内容について

疑問から解決のプロセス 最終面接では次々と質問されることになりますが、その1つひとつに意味があるのです。最終面接の質問の意図や隠された意味を読み取り、答えることができるか見ています。この章で実際の役員面接を想定して備えることで、慌てずに答えられる心の備えができます。

役員面接(最終面接)で多い質問

役員面接で多い質問として、長期的な視点での質問が挙げられます。もちろん志望動機や自己PR、今後の自分自身のキャリアプランなど面接質問の定番どころもあります。しかし、企業に属するメンバーとしてどんなことに挑戦していきたいのか、自分の能力を活かして貢献していくための方法やプランなど長期的な視点での質問が多いのです。

また、志望度の高さを知るために、別角度からの質問で問われることもあります。同業他社ではいけない理由や、業界全体のニュースについての見解などに触れることもあるのです。どのような質問がきたとしても、日本語として正しく答えることはもちろん、自分自身の考えをしっかり盛り込むことが必要といえます。

質問への答え方

役員面接では、質問への答え方や言葉遣いも細かくジャッジしている可能性が高いので、細心の注意をはらう必要があります。相手にわかりやすく伝えるために、端的に結論から話すことを特に意識してください。

結論に続いて理由を話しますが、この際明確かつ客観的なデータや数値を根拠とすると、知識面のアピールにも効果があります。常に忙しくビジネスとして考えている役員に対して、ダラダラと取り止めもなく答えるのはよくありません。何が言いたいのかわからない、事実と考察を一緒にしているとして仕事遂行能力をも疑われることになってしまいます。

役員面接では逆質問が最終合否の分かれ道!

イエスとノーで揺れ動く人 最終面接の場で最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。この逆質問でどれだけ仕事にやる気があるか、仕事に対する理解度があるかを見極めているといっても過言ではありません。今回はアピールに繋がる逆質問はもちろん、絶対にしてはいけない「逆効果な逆質問」も紹介します。

アピールにつながる逆質問のコツ

逆質問を「ただの質問」で終わらせてしまうのは、せっかく与えられた機会を台無しにする行為です。逆質問をする際は、自分なりの考えを加えた上でアピールできる質問をするべきです。業績アップのために取り組んでいることや今後の展望など、自分自身の考察に触れながら経営陣の考えを聞きたいというスタイルが適しています。

また、逆質問の回答を想定して、さらに深い逆質問を用意しておくのもおすすめです。逆質問で役員が回答し、それに対してお礼だけで終わらず、もう1つ踏み込んだ切り口の質問を投げかけます。高いレベルが必要で、一歩間違うと想定外の展開になってしまうこともあります。しかし、きちんと準備していれば逆質問の回答に基づいた第二の逆質問を用意する方法は他のライバルとの差別化にもってこいの方法です。

絶対NGな逆質問とは

せっかく与えられたチャンスを活かしきらない、むしろマイナスで終わらせてしまうことだけは避けてください。「特にありません」で終わらせることや、役員面接の場で社長や役員に聞くべきではない質問をしてしまっては、せっかく与えてもらえたチャンスをふいにすることになってしまいます。また、役員面接の場にふさわしくない質問として、以下のようなものが挙げられます。

  • 現場ベースの質問
  • プライベートすぎるもの
  • すでにパンフレットやHPで紹介されている基礎的なこと
しっかり掲載され広く周知されているものに関する質問は、事前準備や調べが不十分であることが露見することになります。この企業でなければならないという熱意が感じられないと、一気に採用が遠のくこともあるので注意が必要です。

役員面接までにやるべきこと3つ

紙とペン 役員面接の前に行うことで、的確な返答ができる、気持ちが落ち着くなどのメリットがある内容を紹介します。

1.エントリーシートの見直し

提出した書類からさらに深掘りした質問をされることもあります。万が一異なることを答えてしまった場合、信憑性にかける、考えや意見が二転三転するとマイナス評価に直結することもあるので注意が必要です。

エントリーシートの内容をはじめとする提出書類(履歴書、エントリーシートなど)の見直しで、何を聞かれても困らないように準備しておくべきです。エントリーシートや履歴書はあらかじめコピーをとったものを面接直前に見直せるように、カバンに入れておきましょう。

2.入社後のキャリアプランを考える

企業として、採用するからには腰を据えて長く働き、企業に貢献してほしいと思うものです。そのため、長期的な視点でのキャリアプランなどに触れることが多くあります。入社後の具体的なキャリアや成し遂げたいことについて、言語化してわかりやすく伝えられるように準備しておくべきです。

短期的なものと長期的なものを想定して回答を用意することで、より具体的なプランを伝えられるでしょう。入社後にやりたいことと、この企業でなければならない理由を絡めて伝えられるとより効果的といえます。

仕事をこなす以上体が資本です。入社後もベストなパフォーマンスで仕事を続けるためには、健康に配慮する必要があります。社員の健康にも配慮した経営を行っている健康経営優良企業であれば、働きやすさもお墨付きといえるでしょう。

3.企業研究と志望動機の深掘り

企業研究や志望動機については一次、二次面接で何度も聞かれてきたことです。しかし役員面接では聞く人が違うこと、そして経営の立場から見た志望動機の確認もあるため、役員をも納得させられる志望動機が必要となります。

企業として何をしているか、どこに力を入れているか念入りな企業研究でどのポイントから質問をされてもすぐに答えられるようにしておくと安心です。場合によっては企業や業界の最新ニュースや、それに対しての考え方や考察を尋ねられることもあります。受けている企業のことのみならず、業界全体にアンテナを張り巡らせておくべきです。

役員面接のQ&A

疑問と答え 役員面接前に気になることをQ&Aでまとめました。役員面接の際の参考にしてください。

役員面接後にやるべきことは?

役員面接後にやるべきこととして、お礼の連絡が挙げられます。ビジネスマンは良好な関係性を築くために挨拶やお礼を重視する傾向にあるためです。もちろんお礼メールだけで内定をゲットできるわけではないものの、社会人としての礼儀として必要なものといえます。自分のために貴重な時間を割いてくれたことなどに対して、感謝の気持ちを伝えることで好印象となるはずです。

役員面接に通過しやすい人は?

役員面接に通過しやすい人の特徴として、以下のものが挙げられます。

  • コミュニケーション力に長けている
  • 自分の言葉で考えや聞かれたことについての回答ができる
  • 志望度が高い
仕事は1人でやるものではないからこそコミュニケーションは必要不可欠であり、伝えることや聞くことの重要性は切っても切れない関係です。

また、やる気や熱意は今後の社員として、企業としての伸び代ともいえます。積極的に熱意を伝えられる人は好印象になります。面接に通過したい!という熱意に加え、「今目の前にいる経営陣に、自分のこの思いや熱意を伝えたい!」という気持ちで挑むべきです。

役員面接で気をつけるべきことは?

他の面接の場面にも通じることですが、嘘や話を盛った回答はNGです。嘘などは最終的に話の辻褄が合わなくなりバレること、信用を失うばかりか、入社後に発覚した場合も厳しい処分が待ち受けていることを忘れないでください。

また、圧迫面接やわからないこと、予想外の展開になったとしても冷静に対処するようにしてください。取り乱さず、素早く気持ちを切り替えて面接を続けます。油断は禁物で、どれだけフランクな雰囲気になっていたとしても、役員面接であることを念頭においたふさわしい回答で返してください。

まとめ:役員面接では自分の力を最大限発揮しよう

この記事でご紹介した内容をまとめると、以下のとおりです。

  • 役員面接は最後のジャッジの場であるため、気が抜けない
  • 役員面接は逆質問がカギを握るため、NG質問は避けること
  • 事前準備をしっかり行うことで、気持ちを落ち着けて役員面接に挑める
経営陣や社長が面接する役員面接となると、慣れない空気感で緊張することもあります。しかし、あくまで最終確認の場ですので、堂々といつもどおりの力を出し切ることに注力してください。

役員面接の場では本当に企業理念にマッチするか、力を活かして活躍できるかを確認しているにすぎません。面接を受ける側も健康的に働き自分の力を最大限に発揮できるか、健康経営に力をそそげているか経営陣を通じてジャッジすることができます。緊張しすぎることなく、自分の力を最大限に発揮するためには事前準備も大切です。咄嗟のことや予想外の展開などに慌てないためにも、備えはしっかりと行ってください。

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