• 就職/転職
  • 2020.11.26

仕事を教えてくれない会社で困った人へ。理由や対処法・心理をチェック

目次

仕事を教えてくれない理由とは

仕事 悩み 「新人を雇ったのに、どうして仕事を教えてくれないのだろう?」と困惑しますよね。仕事を教えてくれない理由は何でしょうか?

人手不足だから

新人教育を任されたからと言って、仕事が新人教育だけになるわけではありません。普段の仕事に、新人教育がプラスされるのです。人手不足のために、普段の仕事が忙しくてなかなか新人教育にまで手が回りません。これは、会社側の問題なのです。

先輩自身も、新人に仕事を教えたいし教えた方が自分の負担も軽くなると知っています。しかし、優先度の高い自分の仕事が山積みのため、教える時間を捻出できないのです。時間を作れない場合、ほかの人と分担するなど対策を考えますよね。けれども、それすらできないほど切羽詰まっていることもあります。

そもそも社員教育がされていないから

会社によって、そもそも社員教育制度が整っていないところもあります。教えられないのに、どうして新人を入社させるのか理解できないかもしれません。しかし、このような会社があるのも事実なのです。教えられてないから、自分自身も教え方を知らないというのが先輩の考え方。先輩も、その先輩からきちんと教わったのなら、新人の教育にも困らないはずです。

自分自身も仕事を理解していないから

自分自身の理解が中途半端だと、人に教えられません。仕事の本質や目的を理解していなければ、大事なポイントや優先順位が教えられないからですね。先輩自身が中途半端にしか分かっていないから、どのように教育すればいいのかも曖昧なケースが少なくありません。

そして、新人の仕事が進まないのは自分のせいではないと思っていることもあるので難しい問題なのです。教わる側からすると、理解できない理由かもしれません。

新人は、長年会社で働いていた人とは異なる視点を持っているので、思いがけない質問をされることもあるでしょう。ですから、いかに自分が仕事の本質を分かっているかも大切なのです。

世代によって考え方が違うから

40代前後の先輩や上司と、20代の若者とでは、仕事に関する考え方が異なります。上の世代の人たちは、仕事は見て覚えるものだとの考えが根付いているのです。なぜなら、その世代の人たち自身がそのように教育を受けたからですね。責任感を養うためにも、1から10まで教えてはいけないと考えていますし、それが新人のためになると本気で思っているわけです。

また、教えてもらうまで待機するのではなく、自ら学びに行く態度も身についています。そのため、「困っているけれど向こうから気づいてくれるまで声をかけない」との姿勢は理解されないことが多いです。

人にものを教わる姿勢ではないから

問題となるのは、教える立場の人間ばかりではありません。もちろん、その逆もあります。「仕事を教えてもらう態度ではないな」と思われた場合、新人に教えるのを億劫に感じる先輩もいるのです。教わった内容なのに、初めて聞くような素振りで聞いていないでしょうか。人から見たら、真面目に教わる姿勢に見えないことはないでしょうか。

転職の場合、仕事を教わる相手がずいぶん年下になる場合もあります。年下かもしれませんが、その会社ではあなたにとって先輩にあたるのです。男性の場合は、相手が女性だからといって小馬鹿にしたような態度を取っていないでしょうか。年齢、性別は関係ありません。仕事を教えていただくという謙虚さが必要です。

仕事を教えてくれないときの対処法とは

仕事 悩み 仕事を教えてくれないときには、どのように対応すればいいのでしょうか?

はっきりと目的を伝えること

仕事を教わるときに、合わせて目的も伝えることにより教わる側が意図を理解できます。以下2つの聞かれ方なら、どちらの方に教えたいと感じるでしょうか?

A「ここが分からないので教えていただけますか。」
B「ここが分からないので教えていただけますか。今月のノルマを達成するには、この仕事をする必要がありますがこの部分が分からなくて困っています。」

単に、分からないから教えてくれと聞かれるAよりも、Bの方が理由ははっきりしています。あなたは、予想外のことが起こったらなぜ?と思いますよね。人間の脳は、物事の理由が欲しくなる仕組みなのです。理由を伝えたときの方が、伝えなかったときよりも圧倒的に希望を受け入れてもらえます。

しかし、理由を必要としないシーンもあります。それは、両者とも認識のズレが生じないほど情報の共有ができているとき。また、相手があなたの性格や仕事ぶりを熟知しているときです。でも、日によって担当業務も異なりますからそこまで共有できていないことが多いでしょう。ほとんどの場合、理由が必要となるのです。

要点を絞って聞くこと

何が分からないのかが把握できずにモヤモヤしてしまう。新入社員で入ったばかりのときによく感じるものです。しかし、全部分からないから教えて欲しいと言われれば、教える先輩も意図が読めずに困ります。それに、覚える気があるのかと思われてしまうかもしれません。

マニュアルをチェックしながら開けるファイルを見るなど、調べられることもあるはずです。なるべく要点を抑えて、何が分からないのか説明できるようにしておきます。

相手の時間を借りるという意識を持つ

ほかの人に不明点を尋ねに行くとき、相手の時間を借りているとの意識はありますか?お伝えした通り、教えてくれる先輩はほかに担当業務を抱えている中であなたの教育を担当しています。忙しい中、自分に時間を割いてもらうわけなので「今ちょっといいですか?」など、時間を借りてもいいか尋ねてください。

仕事中、先輩が忙しそうにしている場面もあります。特に緊急でない用件の場合は、先輩が落ち着いてから教えてもらうようにしましょう。人に教わるさいの姿勢で大切なのは、相手の気持ちも考えながら行動することです。覚えなければいけないことがたくさんあって、そこまで気が回らないかもしれません。しかし、お互い気持ちよく仕事をするためにも意識してください。

1人から教えてもらおうとしないこと

仕事を教えてもらうとき、まず声をかけるのはあなたの教育担当になった人ですよね。仕事を教えてくれないのは、人手不足の例もあるとお伝えしました。そんなとき、1人だけに頼るのではなく周りを見渡してください。職場には、たくさんの人がいるのでいろいろな人に教わる姿勢を持ちましょう。

基本は、担当の先輩に教わるのが良いです。でも、1人からしか仕事を教わってはいけないわけではありません。周りの状況を見ながら、臨機応変に会社の人と関わってください。

残業があるふりをしないこと

周囲が残業していたら、自分だけ帰りにくい人もいますよね。しかし、することがないのに残業し仕事があるふりをするのはやめてください。給料が発生するからとの問題もありますが、周りの先輩があなたに仕事がないことを気づけなくなるからです。定時で上がるのを毎日続けていれば、仕事がないことに上司が気づくでしょう。

新人に仕事を教えない人の心理とは?

仕事 悩み 新人に仕事を教えない人は、どんなことを考えているのでしょうか?ここでは、個人の心理を確認します。

意図的に仕事を教えない

自分の考えのもと、あえて仕事を教えないことがあります。その理由を2種類に分けて解説しましょう。
  1. 新人への嫌がらせのため
  2. 新人の成長の機会を作るため

この2種類があるので、必ず悪意のあるものだとは限らないのです。新人へ嫌がらせをする先輩には、自分の自己顕示欲を保ちたい人がいます。周囲から認められる存在でいたいですし、自分は正しい、間違いないと考えているのです。

このような心理なので、価値観の異なる人や低く見ている人に対して嫌がらせをするのです。これらの行動の裏には、自信のなさが隠れていると考えています。

嫌がらせをする人の中には、困っている姿を見て快感を得ている人や、新人の若さに嫉妬している人も。困っている姿を見たい人は、それで自分のストレス発散をしているのです。また、お互い女性の場合、もう戻って来ることのない若さに対して執着する人もいます。理由は、様々ですね。

嫌がらせをする先輩に教わろうとしても、成長する機会はできません。むしろ、なるべく関わらないようにした方が良い存在です。

あなたが成長する機会を作ろうと考えて行動する先輩がいます。このような目的の場合、嫌がらせとは異なるのです。

仕事をしていると、自分で考えて臨機応変に動かなければならないシーンに直面するもの。答えを聞くクセがついてしまった人は、臨機応変に動けなくなってしまうので勤務年数が長くなっても成長しないのです。このことを分かっているからこそ、教えてばかりいることはためにならないと考えています。

新人研修に参加していたのなら、話をどれだけ理解しているのか知りたくて試す人もいるのです。このタイプの先輩は、それが新人のためになると考えており自分で対応できる力を養う目的があります。

会社から必要とされていたいと思っている

新人が仕事をできるようになれば、自分の立場や仕事が危うくなるのではと考える先輩もいます。会社から高い評価を貰いつつ、必要とされていたいと思っているのです。これも、自己顕示欲のうちの1つですね。

また、多くの会社では仕事の成果を給料に反映します。新人に仕事を取られれば自分の昇給に関わるから教えたくないと考える先輩もいるのです。このような心理の先輩に仕事を教わろうとしても難しいので諦めた方がいいでしょう。

新人が入ったら「仕事を取られるかもしれない」と思う先輩は、将来部署のリーダーになる可能性は低いです。なぜなら、自分自身が成長する機会を放棄しているからですね。そのような先輩より、後輩を育てることは会社や自分にとって有益であるとの意識がある先輩から教わる方が、成長へ繋がりやすいです。

仕事を教えない会社は転職がおすすめ

メモ 仕事を教えない理由が、教育制度の問題や嫌がらせである場合、次の職場を探すことをおすすめします。ここでは、その理由を解説します。

将来性がないから

教育制度が整っていない会社や、嫌がらせで仕事を教えない会社に将来性があると思いますか?新人教育は、将来役に立ついわば投資です。投資ができない会社は経営が危うくなっているケースも多くあります。現在は、なんとか経営ができていたとしても、いずれ落ち込んでいくのです。

スキルを身につけて転職に役立つのなら大きな問題ではありません。しかし、仕事を教えてくれないために何も身に付かない会社に長年留まる理由はあるのでしょうか。お伝えした通り、会社の経営に問題があるなど個人の話だけではありません。そのため、転職しやすい年齢のうちに見切りをつけるのがおすすめです。

会社へのモヤモヤが大きくなるから

仕事を教えてくれない会社へ長年留まっても、新人の頃に感じたモヤモヤは拭えません。会社に留まることで、違和感以上にメリットがあるのなら良いでしょう。しかし、「この会社はおかしいのでは?」と感じたあなたの勘は、消え去るどころか大きくなることの方が多いです。それは、勤務年数が増えるごとに露呈します。

やっぱりあの時感じた違和感は正しかった、と思った頃には既に転職しにくい年齢になっているかもしれません。こうなる前に、早いうちに次の職場を探すのがおすすめなのです。

将来の自分の姿だから

教育したいのは山々なのに、時間が無くて手が回らない。これは、将来あなたが経験することです。あなたは仕事を教わらないことに対して違和感を覚えましたよね。あなた自身が次の新人へ同じ経験をさせることになるのです。このことに耐えられるでしょうか?

普段の仕事が負担となり、新人教育ができない問題は、いずれあなたも経験することです。先輩の姿を見て、将来に疑問を感じたら転職を視野に入れましょう。

自分のせいにされてしまうから

仕事を教えない会社が、今までの行動を反省することはほとんどありません。なぜなら、あなたが入社するまでその行動を続けてきたからです。新人ではなくなったあなたに「教わらなかったから成長できなかった」と言われても、悪びれることはありません。

会社がこの体制を取っている以上、転職しないつもりなら受け入れなければならないのです。教えて貰えない中、なんとか自分で頑張ってきたのにこのような結果になったら後悔しないと言い切れますか?理にかなわないとは思いますが、結局は自己責任となるのです。

転職に有利な時間は限られているから

違和感のあるまま勤務し続けても、いずれは辞めることを選ぶかもしれません。転職に有利な時間は限られています。自分には変えようのない問題だと見限ったら、次の職場を探しましょう。当コラムでは、転職や健康経営の情報を発信しています。以下も合わせてご覧ください。

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健康経営に取り組む会社から転職先を選ぶ選択肢も

会社 仕事を教えてくれない会社の転職を考えているのなら、健康経営に取り組む会社への転職も考えるといいでしょう。労働生産性の向上を目指すことが、健康経営のメリットの1つだからですね。労働生産性を向上するためには、従業員の健康を守ることが欠かせません。

健康経営の取り組み例として、残業時間の削減や業務の効率化を図っています。そのため、「新人に仕事を教える時間がないほど、従業員が普段の業務に追われる」という状態になりにくいのです。

健康経営では、従業員のモチベーション向上も大事な課題です。従業員のモチベーションを考える会社が、新人を放置することは無いと考えられます。入社して、理不尽な理由で辞めたいと感じたら、会社の健康経営の取り組みを確認するのがおすすめですよ。

会社がどうして、健康経営をおこなうのか?会社側の視点から知りたい人は、以下のコラムをご覧ください。

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まとめ

「入社したのに仕事を教えてもらえないのは間違っている!」と多くの人が感じることでしょう。しかし、必ずしも会社側が原因ではありません。自分の言動も見直したうえで、それでも違和感やモヤモヤとした気持ちがあるのなら転職も考えましょう。将来のことまで考えた選択をするのは難しいものです。しかし、いずれは自分に降りかかってくることだと考えて、行動を起こしてみてはいかがでしょうか?

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